【要注意】ハムスターが水を飲まない原因はコレ!今すぐできる給水対策

ハムスター
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ハムスターの健康管理で気になるのが「水分補給」。

「ちゃんと水を飲んでいるのかな?」と心配になったり、給水器の水が減っていなかったり、ずっと飲み続けているような姿を見かけると、ちゃんと飲めていないんじゃないかな?脱水症状とかあるの?と気になる飼い主さんも多いですよね。

この記事では、ハムスターにとって必要な水分量の目安や、ハムスターが水を飲まない時の原因とその対処法を詳しく解説します。

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ハムスターの水分補給はどのくらい必要?

ハムスターはもともと乾燥地帯に生息しているため、それほど大量の水を必要としません。特に野生のハムスターは、食べ物からも水分を補給しているため、あまり頻繁に水を飲まないのが普通です。

ハムスターが一日に必要とする水の量

ハムスターが飲む水の量は、種類によって異なります。

  • ゴールデンハムスター(大型種) … 約10〜15cc
  • ドワーフハムスター(小型種) … 約5〜10cc

目安としてはこのくらいですが、個体差があるため、少し増減があっても問題ありません。

また、ハムスターはとても小さい体をしているので、一日で給水器の水が空っぽになることはほとんどありません。水の減りが少ないからといって、すぐに「飲んでいない!」と焦らず、ハムスターの様子をよく観察することが大切です。

ハムスターはどうやって水の存在を知るの?

生まれたばかりの赤ちゃんハムスターは、周囲の環境を学びながら水の存在を認識していきます。特に、給水器の先端にあるボールが回る音や、水が漏れたときの匂いを頼りに、水がそこにあることを覚えると言われています。

また、母親ハムスターやケージ内の仲間を観察しながら、給水器の使い方を学ぶこともあります。そのため、ペットショップで育ったハムスターは、すでに給水器の存在を理解しており、新しい環境でも自然と水を飲むことができます。

しかし、中には給水器の使い方がわからず、水を飲まないハムスターもいます。その場合は、少しずつ慣れさせる工夫が必要です。例えば、給水口に水滴をつけて舐めさせたり、野菜などの水分を含む食べ物を与えながら、徐々に給水器からの水を飲む習慣をつけさせると良いでしょう。

野菜からどのくらい水分を補給できる?

野菜にはたっぷりの水分とビタミンが含まれており、ハムスターの健康維持に役立ちます。特に、給水器からあまり水を飲まないハムスターにとっては、野菜が水分補給のサポートになることもあります。

また、ハムスターが体調を崩して通常のペレットを食べられないときでも、少量の野菜なら栄養補給の助けになります。ただし、与えすぎると下痢を引き起こすことがあるので、適量を守ることが大切です。

ハムスターに与える野菜の目安は、大人のハムスターなら1日5g程度の野菜が適量です。キャベツやニンジン、キュウリなどを少量ずつ与えると、水分と栄養をバランスよく補給できます。

ハムスターが水を飲まない理由と対処法

ハムスターが水を飲んでいないと心配になりますよね?本当にちゃんと飲んでいるのかな?と不安になる飼い主さんも多いと思います。
実は、ハムスターが水を飲まないのにはさまざまな理由があります。給水器の問題や、食べ物の影響、性格の違いなどが関係していることも。

1. 給水器に不具合がある

ハムスターが水を飲まない最も多い原因は、給水器の不具合です。

よくある給水器のトラブル

  • 吸水口が詰まっている → ボールが動かず水が出てこない
  • 水漏れしている → ハムスターが濡れるのを嫌がる
  • 給水器が不安定 → 角度が悪くて飲みにくい

対処法

  • 吸水口を軽く押して、水がスムーズに出るか確認する
  • 詰まっていたら掃除する(ぬるま湯に漬けたり、専用ブラシで清掃)
  • 給水器の位置を調整し、しっかり固定する

2. 給水器を怖がっている

ハムスターは警戒心が強い動物です。次のようなことがあると、給水器を怖がって近寄らなくなることがあります。怖がる原因としては、水漏れして体が濡れた経験があったり、給水器が落下したり、ぶつかってびっくりした経験はありませんか?

対処法

  • 給水器を別の場所に移動する
  • 別の種類の給水器(ボトル式、陶器の水皿など)に変えてみる
  • ハムスターが慣れるまで、給水口に水滴をつけて舐めさせる

3. 新しい給水器に変えたばかり

新しい給水器に変えた途端、水を飲まなくなった…ということもあります。

  • 以前の給水器と形や大きさが違う
  • 吸水口のボールが固く、ハムスターの力では動かせない

というようなことはありませんか?その場合の対処法は、

  • 以前使っていた給水器をしばらく併用して、徐々に新しいものに慣れさせる
  • 吸水口を指で押してみて、水がスムーズに出るかチェック
  • ハムスターが舐めるのを確認するまで、給水口に水滴をつける

ということを試してみましょう!

4. 野菜や果物をたくさん食べている

ハムスターは食べ物から水分を補給することができます。水分が多い野菜や果物を食べていると、給水器の水をあまり飲まないことがあります。

水分が多い食べ物の例

  • きゅうり、レタス、スイカ → 水分90%以上
  • にんじん、大根の葉 → 一見乾燥して見えても、水分が含まれている

こういった場合の対処法は以下です。

  • 野菜・果物は3日に1回程度にする
  • 水分を取りすぎると下痢になるため、与える量を調整する
  • 水を飲む習慣をつけるために、ペレット中心の食事にする

5.給水器の使い方がわからない

ハムスターは基本的に水の匂いを嗅ぎ分けて、自然と給水器から水を飲むことができます。しかし、中には給水器の使い方が分からず、水を飲めないことがあります。

特に生後1ヶ月未満の赤ちゃんハムスターは、給水器の仕組みを理解できていないことが多く、水をうまく飲めない場合があります。そんな時は、

  • 平皿に水を入れておく(こぼれないように安定した器を使用)
  • 給水器の吸水口に水滴をつけて、ハムスターが舐めるのを確認する
  • 赤ちゃんハムスターの場合、親ハムスターが給水器を使っているのを見せることで学習することもある

6.偏食ぎみ

ハムスターが水を飲まない理由には他にも、食事の内容による水分摂取の偏りがあります。

  • 野菜や果物の水分で十分と感じている
  • 好きなものばかり食べる偏食によって、ペレットを食べずに水分摂取量が変わる

ハムスターは嗜好性が強く、好きなものばかり食べる偏食傾向があります。例えば、ペレットにヒマワリの種やナッツを混ぜて与えると、好物だけ食べてペレットを残す…ありますよね?こういった食事の特徴が原因で栄養バランスが崩れることがあります。

対処法

  • 野菜や果物は与えすぎないように調整(3日に1回程度)
  • 主食のペレットをしっかり食べさせる(最初に好物を与えず、ペレットを食べるように誘導)
  • 栄養バランスの取れた食事を心がける

7.個体差によるもの

ハムスターにも個性があるので、もともと水をあまり飲まない子もいれば、よく飲む子もいます。個体差で考えられる特徴は以下です。

  • 給水器の水がほとんど減らない
  • 水を飲む姿をあまり見かけない
  • 一方で、水をよく飲むハムスターもいる

「水をあまり飲まない=異常」というわけではなく、体調が良好であれば問題ない場合も多いです。ただし、極端に水を飲まない場合は脱水のリスクもあるため、以下のように対策をしてみましょう。

  • 野菜や果物を少量与えて、水分補給を助ける
  • 体調に異変がないか(元気がない、毛並みが悪い、食欲低下など)確認する
  • 給水器を別のタイプに変更してみる

ハムスターが水を飲まないときの対策

ハムスターが水を飲まない原因がわかったら、適切な対策を講じることが大切です。ここでは、水を飲ませるための具体的な方法を紹介します。

1. 給水器を点検・交換する

ハムスターが水を飲まない場合、まず最初に給水器の状態をチェックしましょう。

給水口が詰まっていないか確認する
→ ボールが固まって動かなくなっていると、水が出にくくなることがあります。爪楊枝や綿棒で優しく掃除しましょう。

給水器がハムスターにとって飲みやすい位置にあるか
→ ハムスターが背伸びしすぎたり、逆に低すぎたりすると飲みにくくなります。口元の高さに調整してみましょう。

別のタイプの給水器を試してみる
→ 一部のハムスターは、ボール式よりもノズルを押すと水が出るタイプの給水器のほうが飲みやすい場合があります。

 2. 野菜や果物を適量与える

水を飲まないハムスターでも、野菜や果物を少し与えることで自然な水分補給が可能です。ただし、与えすぎるとお腹を壊すことがあるため、3日に1回程度を目安にしましょう。

おすすめの野菜

  • キュウリ(少量)
  • ニンジン
  • 小松菜
  • ブロッコリーの葉

与えすぎ注意の野菜・果物

  • レタス(水分が多すぎて下痢の原因になる)
  • スイカ(糖分が高く、肥満の原因になる)
  • トマト(酸が強く、お腹を壊しやすい)

ハムスターの水分補給を補助するために、適切な食事管理をしましょう。

3. 給水器の使い方を覚えさせる

特に赤ちゃんハムスターや給水器に慣れていない個体は、給水器の使い方がわからず飲めないことがあります。そんなときは、以下の方法で教えてみましょう。

給水口に水滴をつける
→ 給水器のノズルを指で押して、水滴を少しつけておくと、ハムスターが匂いを嗅ぎつけて舐めることがあります。

飼い主が給水口に指を近づけて誘導する
→ ハムスターが興味を持つように、ゆっくりと誘導してみましょう。

最初は浅い皿に水を入れて様子を見る
→ 赤ちゃんハムスターの場合、最初は浅めの器で水を飲む練習をさせ、その後給水器に移行させるのも有効です。

4. 体調不良の可能性をチェックする

もしハムスターが急に水を飲まなくなった場合、体調不良のサインである可能性もあります。以下のような症状が見られる場合は、早めに対処しましょう。

食欲がない・元気がない
毛並みがボサボサしている
呼吸が荒い・ぐったりしている
便がゆるい・下痢をしている

このような症状がある場合は、すぐに動物病院に相談しましょう。脱水症状が進むと命に関わることもあるため、早めの対応が大切です。

まとめ

ハムスターが水を飲まないのには、給水器のトラブルや食事の影響、個体差などさまざまな理由があります。

🐹 まずは給水器をチェック!
🐹 野菜や果物の量を調整する!
🐹 給水器の使い方を教える!
🐹 体調不良の可能性がないか確認する!

ハムスターが水を飲まないのにはさまざまな理由があります。
まずは 給水器の状態やエサの種類をチェックし、適切な対策をとることが大切 です。

「なんだか元気がない」「毛がパサパサしている」「体重が減っている」 などの症状がある場合は、脱水や病気の可能性も。そんな時は迷わずすぐに獣医さんに相談しましょう!

ハムスターが快適に過ごせるよう、水分補給をしっかりサポートしてあげてくださいね。これらのポイントを押さえて、ハムスターの健康を守りながら、水分補給の工夫をしていきましょう!

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