郵便の宛名に旧姓を使っても大丈夫?正しい書き方を徹底解説!

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結婚や引っ越しで住所や氏名が変わると、郵送物の宛名書きに悩むことがありますよね。特に女性の場合、その悩みが多いかもしれません。

郵便局の転送サービスもありますが、相手が必ずしも手続きをしているとは限りませんし、サービス期間は1年間と限られています。やはり、正しい住所と氏名で郵送手続きをするのが一番安心です。

そこで今回は、実家に帰省している友人に郵便を送る際の宛名の書き方について詳しく解説します。旧姓を使っても良いのか、「様」や「方」の使い方、それから「気付」についてなど、注意すべきポイントを分かりやすくご紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にしてくださいね!

実家に送る時の宛名は旧姓で送るべき?

出産の里帰りや長期帰省している友人に郵便を送りたいとき、宛名や住所の書き方で悩むことがありますよね。

期間限定で帰省中の場合、住民票は現住所にあることがほとんどなので、実家に一時的に滞在している状態です。この状況で郵便を送ると、転送手続きが取られて現住所宛ての荷物として処理されてしまう可能性が高いです。

郵便の転送を避けて、実家にいる友人の手元に確実に郵便が届くようにするためには、宛名の書き方に注意が必要です。宛名には以下の情報を書くようにしましょう。

  • 送り先の住所:友人の実家の住所
  • 世帯主の氏名:その住所に住んでいる世帯主の名字
  • 友人の氏名:友人の新姓

具体的な宛名の書き方としては以下のように書くと良いでしょう。


〒123-4567 ××県××市××町1丁目2-34 (実家の住所を枝番まで正しく)

○○ ○○様方 (世帯主の名字、表札の名字)

△△ △△様 (友人のフルネーム)


郵便局の判断で宛先不明とされて差し戻されることもあるかもしれませんが、上記の情報が正しく記載されていれば、多くの場合、郵便は無事に届くはずです

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結婚後の姓で送る時の宛名は旧姓に様方?または気付?

郵便を送る際に「様方」や「気付」を使うことがありますよね。これらの使い方をよく知らない方もいるかもしれませんが、それぞれには正しい使用方法があります。今後のために、この機会におさらいしておきましょう。

まず、「様方」の使い方についてです。「様方」は、個人宅に身を寄せている人宛に使います。例えば「○○様方△△様」といった宛名書きが一般的です。一方、「気付」は個人宅には使わないので、この点が異なるポイントです。

二世帯住宅などで、ポストに○○さんと△△さんの名前が両方表示されている場合、「様方」を書かなくても郵便は届きますが、表示がない場合は宛先不明で発送元に戻ってしまうこともあります。

次に、「気付」の使い方についてです。

気付の使い方について

「気付(きづけ)」は、特定の場所に滞在している人宛に郵便を送るときに使います。その場所に住んでいない人宛に郵便を送る際に利用する表記です。たとえば、ホテルに宿泊している友人や、会社に一時的に滞在している場合などに使います。

具体的な書き方は以下の通りです。

  • ホテルに泊まっている友人に送る場合
    〒123-4567
    ○○ホテル フロント気付
    △△ △△様
  • 会社に滞在している場合
    〒123-4567
    ○○株式会社 気付
    △△ △△様

このように書くことで、郵便がまずその施設や会社に届き、そこで友人に渡されます。「気付」を使うと、特定の場所に滞在している人に確実に郵便が届くようになります。

したがって、実家に帰省している友人に郵便を送る際には、「様方」を使うのが正しい方法となります。

新姓ではなく旧姓を書く時の書き方

郵便を受け取る側が、郵便局に提出する転居届に「旧姓」を記入している場合、旧姓でも郵便は届きます。しかし、友人が結婚して名字が変わっていることを知っている場合は、新姓で宛名を書くのが適切です。旧姓で送ることが失礼にあたることもありますので、新姓での宛名書きをおすすめします。

どうしても旧姓を使用したい場合には、新姓の後ろにカッコ付きで旧姓を記載することもできます。具体的には、「○○ ○○様(旧姓△△)」と書きます。このように書いても郵便は届きますが、基本的には「様方」を使用する方が確実ですので、特別な事情がない限りは避けた方が無難です。

郵便が確実に届くためのポイント

郵便が確実に友人の元に届くように、以下のポイントにも注意してみましょう。

  1. 差出人の住所と氏名を明記する
    万が一郵便が届かなかった場合に備えて、差出人の住所と氏名を封筒の裏面にしっかりと記載しましょう。これにより、郵便が戻ってくることなく、再送の手配ができます。
  2. 正しい郵便番号を確認する
    郵便番号が間違っていると、郵便が目的地に届かない可能性があります。住所だけでなく、郵便番号も正確に確認して記載しましょう。
  3. 宛名を大きくはっきりと書く
    宛名が読みづらいと、郵便局での処理がスムーズに進まないことがあります。宛名は大きく、はっきりと書くように心がけましょう。
  4. 封筒のサイズに合った郵便料金を支払う
    封筒のサイズや重さに応じて、適切な郵便料金を支払いましょう。料金不足だと郵便が戻ってきてしまいますので注意が必要です。

トラブルを避けるための注意点

郵便を送る際には、いくつかの注意点も頭に入れておきましょう。

  1. 住所変更の確認
    長期間連絡を取っていなかった友人に郵便を送る場合、住所が変更されている可能性もあります。事前に住所を確認しておくことをおすすめします。
  2. 特別な事情がある場合の対応
    例えば、友人が一時的に海外に滞在している場合など、特別な事情がある場合には、それに応じた郵送方法を選びましょう。国際郵便や速達など、状況に合ったサービスを利用することが大切です。

まとめ

結婚や引っ越しで名字や住所が変わった友人に郵便を送る際は、宛名の書き方に注意を払うことが大切です。「様方」や「気付」の使い方を正しく理解し、状況に応じて使い分けることで、郵便が確実に友人の元に届きます。また、旧姓を使用する場合は、相手の新姓を尊重し、必要ならカッコ付きで旧姓を記載する方法もあります。

郵便を送る際には、差出人の情報や郵便番号の確認、宛名を大きくはっきり書くこと、適切な郵便料金を支払うことも重要です。特に長期間連絡を取っていなかった友人の場合、住所の確認を事前に行うと安心です。

これらのポイントを押さえることで、郵便のトラブルを避け、友人とのコミュニケーションをスムーズに保つことができます。少しの手間で確実に郵便を届けることができるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。郵便の宛名書き一つをとっても、丁寧に行うことで友人との絆が深まります。

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