ハムスターをお迎えするとき、「オスとメス、どっちが飼いやすいの?」「性別の見分け方がわからない…」と悩む人も多いですよね。
実は、ハムスターのオスとメスは お腹の特徴や性格に違いがある んです!
この記事では、 ハムスターのオスとメスの見分け方 や 性格の違い をわかりやすく解説します。「オスとメスどっちがいい?」と迷っている方も、この記事を読めば 自分にぴったりのハムスターを選べる はずですよ♪
ハムスターオスとメスの見分け方
ハムスターのオスとメスを見分けるには、 お腹の特徴をチェックする のがポイントです。
ただし、無理にひっくり返すのはNG!首をつかんで強引に仰向けにすると、ハムスターが怖がったり、嫌がることがあります。最悪の場合、 窒息のリスク もあるので絶対にやめましょう。
では、どうやってお腹を見ればいいのかというと…
✔ 安全にお腹を見る方法
- 片方の手のひらにハムスターを そっと仰向けに乗せる
- もう片方の手で 胸から上を優しく支える
- なるべく 短時間でサッと観察 する
この方法ならハムスターも比較的落ち着きやすく、安全に確認できます。
オスとメスの違いを比較!
特徴 | オス 🐹 | メス 🐹 |
---|---|---|
肛門と生殖器の距離 | 広い | 狭い |
生殖器の穴の形 | 丸っぽい | 細長い |
陰嚢(睾丸) | あり(成長すると袋状に膨らむ) | なし |
乳頭 | 目立たない | はっきりと見える |
判別しやすい時期 | 生後3週間以降(睾丸が目立つ) | 幼い頃から比較的わかりやすい |
オスの特徴
オスのハムスターは 肛門と生殖器の間隔が広め です。生殖器(ペニス)は通常、体内に収納されていて、穴の形は 丸っぽい のが特徴です。
また、オスには 陰嚢(睾丸)があり、成長すると袋状に膨らんでくる ので、そこをチェックすればオスかどうかが確実にわかります。ただし、生まれてすぐは目立たないため、 はっきり確認できるのは生後3週間頃から 。1ヶ月経つと、さらに分かりやすくなります。
メスの特徴
メスのハムスターは 陰嚢がない のはもちろん、 乳頭がオスに比べてはっきりと見える のが特徴です。また、 肛門と生殖器の間隔がとても狭い ため、比較するとすぐにわかります。
オスとメスを見分けるのは最初は少し難しく感じるかもしれませんが、 ポイントを押さえれば意外と簡単! ハムスターの性別をしっかり確認して、適切なお世話をしてあげてくださいね。
初めてハムスターを飼うならオスとメスどっちがいい?
「初めてハムスターを飼うけれど、最初の一匹は オスかメスかどっちがいいの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか?
結論から言うと… オス・メスどちらでもOK!
ただし、 それぞれの性別で気をつけるべきポイント はあるので、簡単に紹介しますね。
ハムスターのオス・メスで性格は違う?
ハムスターの性格は オスとメスで違う という話をよく聞きます。実際、ネット上ではこんな風に紹介されることが多いです。
性格の特徴 | オス 🐹 | メス 🐹 |
---|---|---|
性格の傾向 | マイペース・穏やか | 気性が荒め |
懐きやすさ | 懐きやすい | 懐きにくい |
環境変化・ストレス耐性 | ストレスに弱い | ストレスに強い |
縄張り意識 | 高い(多頭飼い×) | 低め(多頭飼い○) |
食欲 | 普通 | 食欲旺盛 |
好奇心 | 旺盛 | やや神経質 |
実際のところ…性格は個体差が大きい!
ただし、 実際にハムスターを飼っている人の意見 を聞くと、「オスだから懐きやすい」「メスだから攻撃的」と 性別だけで性格を決めるのは難しい ようです。
・性格の違いは、オス・メスの差よりも個体差が大きい!
・さらに、ハムスターの種類によっても性格が変わる!
とはいえ、 オスは比較的おっとり&ストレスに弱い、メスは気が強くストレス耐性がある という 傾向 はあるようです。
結局のところ、 性格はハムスター次第!
どんな性格の子でも、その子に合ったお世話をしてあげるのが大切ですね。
迷ったら メス がおすすめ!
「どうしても決められない…!」という場合は、 メスのほうが無難 かもしれません。
・ストレスに強いので環境の変化に順応しやすい
・食欲旺盛で体調管理がしやすい
ただし、性格には 個体差がある ので、必ずしも「オスだから大人しい」「メスだから攻撃的」というわけではありません。
ハムスターを選ぶときのチェックポイント!
性別よりも大事なのは健康な個体を選ぶこと!お店でハムスターを選ぶときは、次のポイントをしっかりチェックしましょう!
・お尻やお腹が濡れていないか?(下痢=ウェットテールの危険あり⚠️)
・元気に動いているか?(ぐったりしている子は避ける)
・毛並みがきれいか?(病気やストレスのサインが出ていないか)
お店の店員さんにも「この子の性格はどうですか?」と聞いてみると、より良いハムスター選びができますよ。
ハムスターをお迎えするときは必ず性別を確認しよう!
「オス・メスどちらを選んでもOK」とお伝えしましたが、ペットショップで購入する際は必ず性別を確認することが大切です。
なぜかというと… ペットショップではオス・メスが混ざっていることがあるから!
ペットショップのハムスターは性別が間違っていることも!?
ペットショップで販売されるハムスターは、10〜20匹単位でまとめて仕入れられることがほとんど。その際にオス・メスの判別はされますが、
- 仕入れの時点で間違えていた
- お世話の途中でオス・メスが混ざってしまった
- 性別を区別せず販売している
…といったことも実は珍しくありません。なので、「家に迎えたらメスだった…しかも妊娠してた!」 なんてこともなくはないんです!
ハムスターは種類や年齢によっては一度に10匹以上の赤ちゃんを産むこともあるので、もし妊娠していた場合、想像以上に大変なことになります。
そのため、購入する前に必ずオス・メスを自分の目で確認し、妊娠していないかチェック することが大切です。
性別の見分けが難しい場合は、ペットショップの店員さんに再確認してもらいましょう!
飼育するときもオス・メスの住み分けを!
もしオス・メスを一緒に飼うと、放っておくだけで “ネズミ算式” に増えてしまう 可能性があります…
ハムスターは繁殖力がとても高く、短期間でどんどん増えてしまうため、意図しない妊娠を防ぐためにもオスとメスは分けて飼育することが基本 です。
望まない妊娠はハムスターにとっても飼い主にとっても負担になります。
大切なハムスターの健康と快適な生活のためにも、飼い主がしっかり性別を把握し、適切な環境を整えてあげましょう。
まとめ
ハムスターの性別は 肛門と生殖器の距離や乳頭の有無 で見分けられます。オスは肛門との間隔が広く、陰嚢が成長とともに膨らむのが特徴。メスは乳頭が目立ち、肛門との間隔が狭いです。
性格には個体差がありますが、オスはおっとりしやすくストレスに弱い傾向、メスは気が強く環境変化に順応しやすい傾向 があります。迷ったら、飼育しやすいメスがおすすめです。
購入時は 健康状態を確認し、性別を必ずチェック しましょう。誤認や妊娠のリスクもあるため、店員さんに確認するのも大切です。適切な選び方で、素敵なハムスターライフを楽しんでくださいね!