ダイソーで見つけても大丈夫!失礼にならないお見舞い封筒の選び方

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お見舞いに使用する封筒の選び方に悩んでいませんか?

急な用意が必要でも、書き損じてしまっても、最近ではダイソーで手軽に手に入ります。

驚くほど、豪華な水引がついたり、可愛らしいデザインがたくさん揃っているため、どれを選ぶか迷ってしまいますね。

ただし、ダイソーで購入しても、相手に失礼にならないか心配になることもありますよね。

お見舞いに持参する袋は祝儀用の封筒だと知っていても、どれでも良いわけではありません。
ダイソーの熨斗(のし)や水引のデザインも多様ですが、お見舞いにぴったりなものはどれかを詳しく調査してみました。

以前は文房具店などで購入していたものが、今では100均のダイソーでも手に入る時代。これは本当に便利ですが、お見舞いに使う封筒の正解がわからないこともありますよね。そこで、実際にダイソーで購入して詳しく調査してみました!急なお見舞いがあっても慌てないように、参考にしていただければ幸いです。

お見舞い用の封筒はどのタイプが適している?

本来は、お見舞いには病気や災害に遭った方へ心ばかりの品物をお渡しします。しかし、実際には何が必要なのか、何が好物なのかが判断できないこともありますよね?

その代わりに、必要なものへ使っていただくために贈るお金を「お見舞金」としてお渡しします。

一般的に使うお見舞いの袋には、結び切りやあわじ結びがあります。

1. 一般的なお見舞いの袋

軽いけが(入院していない)などに使う袋で、水引のついていない赤い縦の線が入った封筒が一般的です。ダイソーには可愛らしい花柄の封筒も売っていますが、軽度なら使用しても差し支えありません。

災害によるお見舞いに使用する場合は、白無地の袋を使います(お見舞いと入っていれば白い封筒でも可)。また、傷病が重篤な場合も水引などのない白無地のものを使います。

2. 入院している方などに使う袋

水引が印刷されているもの、もしくは装飾されている封筒が適しています。結び切りやあわじ結びの水引はほどけづらいことから、「二度と起こらないように」との意味が込められています。

印刷の封筒か装飾の封筒かは、金額やお相手によって使い分けてください。水引にはただのマークだと思っていましたが、それぞれに意味があるんですね。

ダイソーの封筒は失礼かしら?

お見舞いの封筒をダイソーで購入した場合、相手に気づかれることなく渡せるのでしょうか?比較してみましょう。

友人や職場の部下の方など、一般的な相手には水引が印刷されたものが適しています。金額が多くなる場合、親族などは水引が装飾された豪華な封筒を使用します。

水引が印刷されたものに関しては、ダイソーのものと文具売り場で販売されているものとの違いはほとんどわかりませんでした。

ダイソーで購入したものであるかどうかは分からないため、どちらを使っても全く問題なさそうですね。見た目において、水引が装飾されたものも、どちらで購入したのかわからないほど、ほとんど差がありません。

ただし、ダイソーの封筒は手触りにざらつきがあり、中袋もしわが入っていて、少し残念な印象がありました。私は両方を比べて気づきましたが、100均かどうかを意識しない限り、ほぼ違いを感じないでしょう。

要するに、お見舞いの封筒をダイソーで購入しても、失礼になる心配はなさそうですね。

お見舞いに使ったらダメな水引のついた封筒!

お見舞いは「一日も早く回復されますように」という想いを届ける大切な瞬間です。基本的にはお祝儀の赤を基調とした封筒を使用しますが、水引にもいくつかの種類があり、注意が必要です。

【ほどけやすい蝶結び】

この水引は、「繰り返しお祝いが続きますように」という意味が込められています。出産祝いや結婚祝いなど、周りの方にも繰り返し続いてほしいお祝いごとに使います。

しかし、病気や災害のお見舞いには、繰り返し…という意味合いが失礼になってしまいます。そのため、蝶結びの水引はお見舞いには使ってはいけない封筒になります。これに気づかずに、これまで使っていた方も多いかもしれませんね。

【熨斗(のし)】

「結び切り」や「あわじ結び」の水引でも、熨斗(のし)のついたものはお見舞いには不向きです。熨斗(のし)はお祝いの際の贈り物に使われるため、お見舞いには水引だけの袋にしましょう。

「あわじ結び」に「のし」のついた封筒も多く見られますが、これは二度とほどけることなくお幸せにという意味になります。結婚祝いなどには適していますが、お見舞いには不向きです。

知らなかったとはいえ、これらのポイントを把握することで、より気配りのできるお見舞いができるようになりますね。

お見舞いの封筒の書き方や入れ方

そうなのです!お見舞いの封筒を贈る際には、書き方や入れ方にも決まりがあります。これは日本古来の伝統で、縁起を担ぐためにも気を付けたいポイントです。

漢数字の注意点

日常では使わない慣れない漢数字を使用するので、間違わないように書きたいものです。また、金額においては4(死を連想する)、6(何もない無を連想する)、9(苦しむを連想する)は避けられる傾向があります。

さらに、奇数が陽とされ、偶数が陰とされる考え方があります。そのため、金額も奇数が好まれます。これは中国の陰陽の思想からの影響で、日本でも古くから取り入れられています。

書き方のポイント

1.表の袋の書き方
– 「お見舞い」と「氏名」を表の中央に揃えて記入します。
– 氏名は三名まで連名で書くことができます。お見舞いの下を中心に左右に振り分けて記入します。
– 四名以上の場合は代表の方のお名前を中心にし、左に他〇名と入れていきます。
– 同好会やサークルなどの場合、「〇〇一同」と書くこともありますが、代表の方のお名前を入れておくとお礼の際にわかりやすくなります。

2. 中袋の書き方
– 表の中央に金額を入れ、裏に住所と氏名を左寄りに記入します。
– 金額には漢数字を使いますが、4、6、9を避けます。
– 奇数の金額が好まれ、中国の陰陽の思想に基づいています。

3. 水引が印刷された封筒の場合
– 中袋がないので裏面に住所、氏名、金額を記入します。
– 横書きになっているため、金額は数字(5,000円など)で記入します。

これらのポイントに気を付けることで、お見舞いを贈る際には失礼のないように心掛けましょう。

お金の入れ方にも決まりがある!

お見舞いにお金を入れる場合も、注意が必要です。特にお札に関してはいくつかのポイントがあります。

1. 新札の使用に注意

絶対に新札は使用しないようにしましょう。結婚や出産などのお祝い事では新札を用意することが一般的ですが、お見舞いの場合は事前に用意することが難しいため、旧札を使用します。

2. お札のそろえ方

– お札の左を下、右を上にして封筒に入れます。
– 封筒の表に対してお札の表を合わせて入れます。ただし、弔辞用の場合は逆に封筒の表に対してお札は裏にして入れることになります。

これらのポイントを守ることで、お見舞いのお札の入れ方はスムーズかつマナーに則ったものになります。

書き方について

お見舞いの際に使う筆ペンやサインペンは、どちらでも構いません。近年では、サインペンに近い書き心地の筆ペンも市販されています。書きやすいものを選んで、心温まるメッセージを書き込んでください。

これらの知識を持っていれば、お見舞いをする際にはしっかりとしたマナーを守り、相手に心からの思いを伝えることができます。

お見舞いの封筒に入れる相場

お見舞いに伺う際、金額をどのくらい渡すのが適切なのか気になりますよね。お見舞いの相場は、地域や関係性によっても異なりますが、一般的な相場を知っておくと参考になります。

相場の一例

– 学生同士:3,000円
– 知人・友人・会社関係・近所の方:3,000円〜5,000円
– 親戚:5,000円〜10,000円

これらはあくまで一般的な目安であり、地域や習慣によっては変動することがあります。町内や親戚などでは事前に金額が決まっていることもあるでしょう。

金額の注意点

– 相場以上の金額は逆に失礼になることがあるため、他の方と大きな差をつけないようにしましょう。
– 金額には品物を添えることもありますが、合計が相場の範囲内に収まるように注意しましょう。
– 会社の上司や恩師など上の方に対しては、お金よりも品物でお見舞いする方が礼儀とされます。

注意事項

– 自分より上の方にお金を渡す際は、「お金に困っている」という意味に取られる可能性があるため、品物でお見舞いする方が良いです。
– 判断が難しい場合は、「大変失礼かと思いましたが、何が良いのかわからなかったので」と言葉を添えてお見舞金を渡すこともあります。

これらの相場や注意点を把握して、お見舞いの際には適切な金額を選んで相手に気持ちを伝えましょう。

【まとめ】

お見舞いの際、封筒に入れる金額や品物は気を使うポイントですが、一般的な相場を知ることで悩みを軽減できます。学生同士や友人、会社関係では3,000円から5,000円が一般的で、親戚になると5,000円から10,000円が目安とされています。ただし、相場以上の金額は逆に相手に気を使わせてしまう可能性があるため、注意が必要です。また、上司や恩師へのお見舞いではお金よりも品物が好まれ、金額の決め方に迷った場合は、言葉を添えてお見舞金を渡すことも一つの方法です。「大変失礼かと思いましたが、何が良いのかわからなかったので」というフレーズを添えることで、気軽に相手に意思を伝えることができます。

お札の入れ方にもルールがあり、新札は使用せず旧札を選びます。お札は左下から右上に揃え、封筒の表に対してお札の表を合わせるようにします。これによって、丁寧でマナーを守ったお見舞いができます。また、書き方については筆ペンやサインペンを使用し、使い慣れたものを選ぶことが大切です。

これらの情報を把握することで、お見舞いの際には相手に気配りをしながら心温まる贈り物を届けることができます。【お見舞いの心遣い、相場、品物、そして金額の選び方。これらを理解し、気持ちを大切に伝えましょう。】

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