40代の子育て中のママが年賀状じまいに悩む日常で、特に年末、子どもたちにかかりっきりの40代の私が感じていたこと。
年賀状作成に取り掛かる作業の一連が、正直言って苦痛で仕方がありませんでした。
子どもたちの写真を選び、デザインを決める楽しい時間もあるものの、宛先の管理や印刷といった手続きが続くと、なかなか大変なものです。
最近では、「年賀状はやめます」という内容のはがきが届くようになり、少しずつその風潮が広がっているように感じます。
そう、正直に言いますと、その「ヤバい」という気持ち、本音を文字に起こすと、交流のあった方々に対して申し訳ない気持ちが込み上げてきます。
でも、言わずもがな、ギリギリでしか取り掛からない年賀状。これは私だけでなく、同じように子育て奮闘中の仲間たちも抱える悩みではないでしょうか?
きっと、ここ数年は1日にも届いたことがないのではないかと思います。「ごめんなさい」ですね。
ここ3年ほどは、喪中や寒中見舞いが続き、年賀状作成が滞ったこともありました。
そして今年も、自然と年末に取り掛かろうと思う気持ちは湧かず、何もせずにそのままスルーしてしまおうかと考えていましたが、少しばかりの時間の猶予を自分に与えつつ、今年、実行に移しました!
私は出したい方をじっくりピックアップし、2つの異なる文面を用意して、ラインで送るという方法で年賀状じまいを行いました。(年賀状をいただいた方々と、年賀状をいただいていない方々にそれぞれ異なるメッセージを送りました。)
この記事では、『年賀状じまい』の文例や伝えるタイミングなどに焦点を当て、30代・40代の方が年賀状じまいに悩む様子を共有します。
- 年賀状を終わりにすることを考えているけれど、どう伝えたらいいのか。
- 年賀状じまいのタイミングは一体いつが適しているのか。
- 友達にはどう伝えるべきか。
- 30代・40代で使える具体的な文例はあるのか。
これらの疑問に対するアドバイスや考えをまとめてみました。同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
年賀状じまいのはがきでの送付タイミング
私はLINEという何とも現代チックなツールを使いましたが、年賀状じまいをはがきで出す際には、基本的に2つのタイミングがあります。
1. 喪中はがきを出す頃
2. 年賀状を出す時
まず、事前に伝える方法として、みんなが年賀状づくりに取りかかる前に、「今回から年賀状をやめます」と伝えることがあります。具体的な時期としては、10月下旬から11月上旬が理想的です。この時期は喪中はがきを送ることが一般的であり、同じくらいのタイミングで年賀状じまいを伝えることが分かりやすいでしょう。
実際、早い人は10月から年賀状づくりを始め、最も多いのは12月上旬です。11月下旬から12月中旬にかけて作成する人が約半数を占めています。そのため、11月上旬には届けられるようにするのが良いでしょう。
私自身に届いた年賀状じまいのお知らせは10月下旬に発送されていました。事前に伝えるメリットとして、大半の人が年賀状を作るタイミングなので、作る前に知らせることができ、喪中の人にももれなく伝えることができます。ただし、事前に伝えるデメリットとして、はがきで事前に伝える場合、年賀状を作るタイミングで考え始めても間に合わないことがあります。その場合は、メールやLINEで伝える方法もあります。これについては後ほど解説します。
年賀状での年賀状じまいの伝え方
年賀状を使って、来年から年賀状を出さない旨を伝える方法があります。通常の年賀状に、「今回で終わりにします」といった内容をプラスして来年からは出しませんよと送っておきます。
年賀状で伝えるメリット
これまでと同じように年賀状を作るタイミングで手軽に伝えることができ、ハードルが低いです。
年賀状で伝えるデメリット
この場合、喪中の人には改めて伝える必要があり、喪中の人に伝え漏れしてしまう可能性があることに注意が必要です。
年始に「終わり」とか「最後」といったマイナスイメージの言葉を送ることになるため、相手に対して悲しい気持ちを与えてしまうかもしれませんので、これもデメリットと言えます。
この方法は手軽で一般的なやり方ですが、注意が必要なポイントもあります。伝え漏れのリスクや、相手の感情に影響を与える可能性を考慮して、慎重に伝えるようにしましょう。
30代・40代の年賀状じまいの文例
年賀状じまいを伝える文例には、理由を具体的に含むものが多いですが、ここでは年賀状じまいをする理由にあまり触れずに「年賀状を出さないこと」をお伝えできるような文例をいくつか載せてみました。
友人向け文例
あけましておめでとうございます。昨年も大変お世話になりありがとうございました。誠に勝手ながら、時代の流れもあり、今年を最後に年賀状を失礼させていただきます。今後はSNSなどを通じてご挨拶させて頂ければと思います。今後ともよろしくお願いいたします。引用: 年賀状はフタバ
事前に伝える場合の文例
秋の深まりを感じる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。勝手ではありますが、来年からは年賀状でのご挨拶を失礼させていただきます。これからはLINEや電話でやりとりができればと思います。まもなく寒さも厳しくなってまいりますので、どうかご自愛ください。
これらの文例を使えば、年賀状を送らない理由に直接触れず、相手に対して感謝の意を伝えつつ、自然な形で年賀状じまいを伝えています。
メールやLINEで伝える場合の文例
メールやLINEで伝える場合、気を使わない友人には直接会ったりLINEで伝える方法もありますね。あまりかしこまらずに伝えると良いでしょう。ただし、先輩や上司には丁寧にはがきで伝える方が印象が良さそうです。
【友人向け】文例①
「お疲れ様!来年からはちょっと変化して、年賀状を送らないことになったよ。子どもの成長がみられなくなるのは残念だけど、今はインスタやLINEでも見られるしね。新年のメッセージもLINEで送らせてもらうね。いつでも連絡取れるから、これからもよろしくね!」
【友人向け】文例②
「突然だけど、時代の流れもあって、来年からは年賀状はスルーすることになったよ。でも、こっちで連絡取れるし、お互い忙しいけど時々は飲みに行こうね!来年からはLINEで挨拶させてもらうね。これからも変わらず仲良くしてね。」
これらの文例は、あまり堅苦しくなく、友人に対して『年賀状じまい』を伝えつつ、これからも変わらず仲良くしていこうという気軽なメッセージが込められています。
【年賀状じまい】メリット・デメリット
「年賀状じまいをしなきゃよかった」と後悔している人もいるのかな?と気になっている方もいると思うので、メリット・デメリットをまとめました。実際に年賀状じまいをした方が感じたことなどを紹介させてもらいます。
年賀状じまい メリット
年賀状を出すとなると画像用意から注文だけでなく、書損じや余った年賀状を郵便局に持っていく手間や住所が合ってるか確認することも必要です。そのような手間も省けて楽になったという意見が多く見られました。
– 金銭面の負担がなくなる。
– 時間と気持ちにゆとりがもてるようになる。
– 年末年始のタスクが減って楽になった。
– 届いた年賀状の整理や保管の手間が減って楽になった。
年賀状じまい デメリット
– 気持ちの面では少し寂しさを感じてしまった方もいたようです。
– 年賀状だけでつながっていた人とのやりとりがなくなり寂しく感じる。
– 人付き合いがどんどんなくなって、楽にはなったが寂しさは増えた。
– 誰からどんな年賀状が来るか楽しみにしていた頃が懐かしい。
– 年末年始の気分が少し薄れてしまったこと。
デメリットもありますが、どうしても寂しい気持ちや後悔が残ってしまった場合は再開することで解決できますね。
年賀状の再開について
年賀状じまいをした経験はあるけれど、再開する人が増えていますので、その理由も考えてみます。
最近では、デジタル化が進み、メールやSNSでのやりとりが主流になってきました。しかし、再び年賀状を出す人が増える理由には、何点かポイントがあります。
まず一つに、手書きの年賀状には特別な温かみがあります。冷たいデジタルメッセージではなく、手書きの文字には心がこもっている感じがして、受け取る方も嬉しさを感じることができるんです。
また、近年は忙しい生活が当たり前になり、なかなかゆっくりとした時間を過ごすことが難しいですよね。そんな中、年賀状を書くことは、家族や友達とのつながりを大切にする良い機会となっています。
さらに、手紙を書くことで感謝の気持ちを伝えたり、お互いの近況を知らせ合ったりすることができます。これは、普段の忙しさの中で見逃しがちなコミュニケーションを再確認する良いきっかけとなります。
要するに、年賀状を再開する人が増えている理由は、デジタルとは違う温かみやコミュニケーションの大切さを感じるからなんです。手書きの文字で贈るメッセージは、相手に心から届くことでしょう。
【年賀状じまいの文例紹介のまとめ】
『年賀状じまい』はLINEなどの手軽な挨拶の方法の広がりとともに広まっていますが、その選択にはメリット・デメリットが存在します。
多くの方が手間や負担の軽減を感じ、気持ちや時間に余裕ができる喜びを得ています。しかし、寂しさを感じたり、過去の楽しみが薄れるデメリットもあります。重要なのは、自分のライフスタイルや関係性に合わせ、柔軟に挨拶の形を変えていくこと。
LINEやメールでの伝え方もあり、堅苦しさを感じずに友人とのつながりを維持できます。そして、再開することも可能。
新たなつながりや心温まる再会が生まれることもあります。年賀状じまいは、自分の今に合った挨拶の形を見つけ、大切な人たちとのコミュニケーションを楽しむきっかけとなります。これからも、自由で温かい挨拶が続いていくことを願っています。