お雛様を保育園や自治体、その他の団体に寄付する方法!

豆知識
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お雛様を保育園に寄付する方法を詳しくご紹介します。子供が成長したり、引っ越しで雛人形を飾る場所がなくなったとき、処分に悩むことはありませんか?雛人形を捨てるのは忍びなく、もったいない気持ちになりますよね。

こうした場合、お雛様を大切に扱ってくれる保育園に寄付することが素晴らしいアイデアです。しかし、実際に寄付を行う際にはどのような手続きが必要で、どこに相談すれば良いのか、といった疑問が出てくることでしょう。

この記事では、飾る場所を失った雛人形を自治体や施設に寄付する際の具体的な手順やポイントについて解説していきます。寄付を検討しているママたちに役立つ情報をお届けします。

お雛様を寄付する方法の具体的な手順

雛人形を寄付する方法について、以下に詳しく解説します。まずは、寄付先を見つけることが重要です。

1. 自治体・保育園・幼稚園・老人施設・児童養護施設を検索
雛人形の寄付を受け入れる場所として、お住まいの自治体や保育園、幼稚園、老人施設、児童養護施設が考えられます。これらの施設には直接連絡をして、雛人形を引き取ってもらえるか確認してみましょう。

2. イベントやお祭りでの寄付
関連するイベントやお祭りも検討してみてください。これらの場では、雛人形の寄付を募集していることがあります。ネットで検索すると、募集情報が見つかる可能性があります。

3. 国際社会支援団体への寄付
国際社会支援団体も雛人形を受け入れており、発展途上国や被災地の子供たちにプレゼントされます。代表的な団体として「ワールドギフト」があります。ホームページから申し込みをし、段ボールに梱包して宅配業者が引き取りに来てくれます。ただし、料金は集荷料金・再利用に必要な料金・寄付金・運営費(人件費など)が含まれており、供養を希望する場合は別途1,500円かかります。料金は供養無しで2,400円~3,700円、供養ありで3,900円~4,900円です。

4. 寄付する時に考慮すべきポイント
寄付には少しばかりの費用がかかるかもしれませんが、お寺での供養と比べても同等かそれ以下の価格で、壊れていても確実に引き取ってもらえるメリットがあります。供養をお願いする場合は、別途1,500円が発生しますが、その分安心してお雛様を新たな場所に送り届けることができます。

雛人形を大切にしてくださる場所に寄付することで、新しい価値を生かし、嬉しい思い出となるでしょう。

保育園への雛人形寄付手順とポイント

雛人形を信頼できる自治体や保育園に寄付する方法について考える方も多いでしょう。では、具体的にどのように進めればよいのでしょうか。

1.市役所・区役所への問い合わせ
最初に市役所や区役所に電話で問い合わせを行います。雛人形の寄付を引き受けてくれるかどうかを確認し、さらに保育園や幼稚園など寄付を受け入れてくれる施設を紹介してもらえるか尋ねてみましょう。ただし、自治体によって対応が異なり、雛人形の引き取りが保証されない場合もあります。

2.自治体が紹介する「社会福祉協議会」への問い合わせ
自治体によっては、「社会福祉協議会」という団体を紹介してくれることがあります。この協議会は各都道府県や市町村に設置された民間ボランティア団体で、雛人形の寄付先を教えてくれる可能性があります。こちらに問い合わせてみると、スムーズに寄付先が見つかるかもしれません。

3. 留意事項
ただし、自治体や社会福祉協議会によって対応が異なり、雛人形の寄付が確実に引き受けられるかどうかは保証されていない点に留意してください。寄付の受け入れが難しい場合もあるかもしれませんが、それでも試してみる価値はあります。

保育園への雛人形寄付は、地域によって状況が異なるため、柔軟に対応していくことが大切です。大切な雛人形が新しい場所で喜ばれることを期待し、寄付先を探してみてください。

教育機関やネットワークの利用 して子供が通っている学校や幼稚園、知り合いの教職員を通じて施設に寄付の相談をすることも一つの方法です。先生たちのネットワークを通じて、他の施設への紹介が得られることもあります。

雛人形の施設への寄付手続き

保育園以外の施設として、老人ホームなどへの雛人形寄付を検討する際には、以下の手続きが考えられます。

1. 自治体への問い合わせ
まず、お住まいの自治体に電話で問い合わせてみましょう。雛人形の寄付を引き受けてくれる老人ホームや施設が紹介されることもあります。ただし、先ほど述べた通り、確実な答えを得るのは難しいかもしれません。

2. 施設への直接連絡
老人ホームなどの施設に直接電話して、雛人形の寄付を提案してみましょう。保育園や幼稚園など、既知の施設からの連絡が一つの手段です。聞きやすく、受け入れてもらった場合もスムーズに手渡しができるでしょう。

3.「セカンドライフ」の活用
「セカンドライフ」は、不要な品物を提供したり受け取ったりできるコミュニティです。ここで雛人形の寄付を希望する旨を投稿してみましょう。地域のネットワークを通じて、受け入れ先が見つかる可能性があります。

老人ホームや施設への雛人形寄付は、柔軟で地道なアプローチが求められます。知り合いや既存のコミュニティを活かし、新しくできた施設にも積極的に連絡してみることが成功への近道となります。

セカンドライフについて

セカンドライフ(https://www.ehaiki.jp/second/dolls/dolls_kihu/)は、お雛様や人形、おもちゃ、子供服、食器などを再利用し、新しい場所で喜ばれるように提供する支援団体です。このサービスは、飾る必要のなくなった品物を持つ方々と、それを必要とする施設や個人を繋げ、社会に新たな価値をもたらしています。

寄付されたお雛様は、主に国内の老人ホームや介護施設、福祉施設、幼稚園、保育園、そして海外の養護施設などに提供されます。これにより、寄付品が新たな暖かさやほほえみを生み出し、受け取る側にとっても特別な思い出となることでしょう。

セカンドライフを利用する際の手続きは簡便で、寄付される品物に応じて発生する費用が明確に示されています。例えば、お雛様を入れる段ボールの大きさによって異なる料金が設定されており、それには配送、集荷、寄付金、再利用にかかる全ての費用が含まれています。さらに、お雛様の供養を希望する場合は別途料金がかかりますが、その分を含めても手頃な価格で確実に引き取ってもらえるのが特徴です。

料金はお雛様を入れる段ボールの大きさによって異なり、縦+横+高さの合計が120㎝以内で1,480円、160㎝以内で1,980円です。供養料を含む場合は160㎝以内で2,980円となります。

利用する際は、ホームページの申し込みフォームから申し込み、指定された銀行口座に入金します。すると、専用伝票と集荷方法の説明書が送られてくるので、それに従って郵送すれば手続きが完了します。セカンドライフは料金は発生しますが、手続きが簡単で確実に引き取ってもらえるため、お勧めです。

セカンドライフは、品物の再利用を通じて社会貢献を促進し、受け手となる施設や個人に温かなふれあいと喜びをもたらす素晴らしいサービスですね。

【まとめ】

雛人形の寄付に関する方法や自治体・施設への寄付手続きについてお伝えしました。これらの情報が参考になれば嬉しいです。

お雛様は子供の成長を見守ってくれた大切な存在です。役目を終えても、新たな場所で大切にされることができれば、それが一番の望みでしょう。ただし、お雛様には子供の厄を受けるという役割もあるため、感謝の気持ちを込めて供養を行い、次の持ち主に引き渡すことが大切です。

また、お下がりを縁起が悪いと考える方もいますので、寄付だけでなく適切な供養を経て処分する方法も検討していただくと良いでしょう。お雛様にはその歴史や意味が込められていますので、心を込めてお別れすることが重要です。

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