子どもが大好きなぬいぐるみ、醤油をこぼしてしまってシミになった経験ありますよね。
ティッシュで急いで拭いたけど、完璧には落ちなくて、しかも醤油の匂いが残ってしまう…。そんなトラブルを解決する方法をご紹介します。
ぬいぐるみは洗えるの?
ぬいぐるみって洗えるのかしら?と疑問に思ったことありませんか?意外にも、ぬいぐるみのお手入れはとっても簡単です。
ただし、洗う前に注意が必要なのが色落ちのリスクです。原色を使っているものは水で色が流れるかもしれませんし、厚紙を使用している部分は洗うのが難しい場合もあります。
自宅で洗えるぬいぐるみの条件について、水で洗うと色が出てしまいそうな場合や厚紙を使用している場合は、自宅での洗濯が難しいかもしれません。ただし、これらの条件をクリアしているなら、自宅でのお手入れも可能です。
- 水で色が出そうな場合
- 厚紙を使用している場合
ぬいぐるみをクリーニングに出さずに自宅での洗い方やシミの落とし方について、もっと詳しく知りたいですか?ここからは自宅で手洗いする方法について解説していきます!
ぬいぐるみの手洗いの方法
さて、ではでは実際にぬいぐるみを洗ってみましょう!
洗う際に使用するのは、特殊な洗剤ではなく、市販のエマールで大丈夫です。スーパーホームセンターで手頃な価格で手に入りますし、おしゃれ着専用の洗剤です。
洗面所に水を張り、適量のエマールを加えて洗浄液を作ります。そして、その中にぬいぐるみを投入します。
まるでぬいぐるみにお風呂を与えているみたいですね。ぬいぐるみを手でグッと押し、汚れを取り除いていきます。特にシミの部分が気になる場合は、優しく擦ってみてください。徐々に汚れが落ちてくるでしょう。ただし、油性のインク類などは落ちにくいので、その点はご注意ください。
この洗い方は、食べこぼしなどの食料、飲料、調味料などのシミに効果的です。
次はぬいぐるみを一度脱水して、その後に「濯ぎ」を行います。ぬいぐるみに含まれた洗剤を十分に落とすために、濯ぎが必要です。ぬいぐるみはセーターなどとは違い、厚みがありますので、洗剤が奥までしっかりと浸透している可能性があります。そのため、私は2回しっかりと濯ぎを行いました。
特に大きくて厚手のぬいぐるみの場合、1回の濯ぎでは洗剤が完全に落ちきらないかもしれません。ですので、2回行うことをおすすめします。そして、手でしっかりと絞って脱水します。洗濯機の脱水機を使用することもできますが、中の綿が切れる可能性があるため、慎重に行いました。
もし洗濯機の脱水機能を使用する場合は、10秒から20秒程度の短い時間で行いましょう。
最後に、お風呂場でぬいぐるみを干して、乾くのを待つだけです。
仕上げにブラッシング
最後の仕上げとして、子供が遊んでいるブラシでぬいぐるみの毛並みを整えます。これをするかしないかで、洗った後の美しさが大きく変わります。洗うことで部分的なシミだけでなく、全体的な汚れもキレイになりますし、ぬいぐるみがスッキリとした状態になります。
今回の洗い方は、10分から15分程度で完了します。意外と簡単でしょう?もちろん、ぬいぐるみがドロドロに汚れている場合など、完璧には落とせないかもしれませんが、この方法で十分な場合が多いです。
もし「ぬいぐるみが洗えない」という先入観がある場合、それは誤解です。ぜひ一度試してみてください。
ただし、色落ちのリスクや厚紙の使用などについては再確認してくださいね。安心して洗うためには、注意が必要です。
ぬいぐるみを洗濯機で洗う際の注意点と手順
ところで洗濯機を使う場合はどうでしょう?ぬいぐるみを洗濯機で洗う際には、いくつかの注意点があります。ただし、手洗いの方がおすすめです。
注意点
- 洗濯機の選択: 小型のぬいぐるみや、洗濯機に入るサイズのものでなければ、洗濯機を使用しない方が安全です。
- 脱水機能の注意: 脱水機能を使用する場合は、繊細なぬいぐるみの破損や形の崩れに注意してください。
- 洗濯ネットの使用: 洗濯ネットを使うことで、ぬいぐるみを守ることができます。
手順:
- 洗濯ネットに入れる: ぬいぐるみを洗濯ネットに入れます。小さなぬいぐるみは、複数個入れても大丈夫です。
- 洗剤の使用: 液体洗剤を選び、適量を入れます。柔軟剤は使用しない方が無難です。
- 洗濯機の設定: デリケートな設定や手洗いモードを選択します。温度は低めに設定しましょう。
- 洗濯開始: 洗濯機を起動し、洗濯サイクルが完了するまで待ちます。
手洗いは、ぬいぐるみを丁寧に扱えるため、おすすめです。しかし、時間がない場合や大量のぬいぐるみを洗う際には、洗濯機を使用することもできます。
使用する洗剤
ぬいぐるみを洗う際には、できるだけ肌に優しい液体洗剤がおすすめです。特に赤ちゃんや小さな子供が使っているぬいぐるみの場合は、敏感肌用の洗剤を選ぶと安心です。
また、合成洗剤や漂白剤などの強力な洗剤は、ぬいぐるみの色や素材を傷つける可能性があるので避けましょう。市販されている液体洗剤の中には、ぬいぐるみ専用やデリケートな素材向けのものもありますので、そういった製品を選ぶと更に安心です。
ぬいぐるみの洗い方まとめ
ぬいぐるみの洗い方をご紹介しました。今回ご紹介したぬいぐるみの洗濯の手順は以下の通りです。
- 準備: 洗面所に水を張り、エマールを使って洗浄液を作ります。
- 洗い: ぬいぐるみを洗浄液に入れて、手で汚れを落とします。
- 濯ぎ: 2回程度、十分な濯ぎを行います。
- 脱水: 手でしっかり絞って脱水します。
- 毛並みを整える: ブラシを使ってぬいぐるみの毛並みを整えます。
これで、ぬいぐるみはキレイに洗えます!洗濯後は、お風呂場で干して乾かしましょう。洗濯機の使用や、色落ちや厚紙の確認も忘れずに行ってください。