お家でできる本の日焼けや黄ばみ取り3つの方法【消しゴム・紙やすり・漂白剤】

豆知識
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「お気に入りの本が日焼けして黄ばんじゃった…」「ネットで買った中古本が思ったよりも黄ばんでいた…」なんてこと、ありませんか?

そんな悩みを解消するために、この記事では日焼けして黄ばんだ本をできるだけ元の白さに戻す方法を3つご紹介します。まずは黄ばみの原因を知っておくことが大切!日焼けや経年劣化、湿気などが原因となりますが、いくつかの方法でその黄ばみを軽減できます。

今回の記事で紹介する簡単な方法を実践して、読書がもっと快適になるように、ぜひ試してみてください!

日焼けした本の黄ばみを取る方法

本が日焼けして黄色くなってしまった場合、実際に私自身が試して効果を実感した方法をご紹介しますね。

消しゴムでの対処法

消しゴムは、本のどの部分でも比較的安全に使える方法です。特に日焼けによる軽度の黄ばみは、消しゴムを軽くこすることで驚くほどスッキリとします。また、黄ばみがホコリや汚れによるものであれば、消しゴムで簡単に取れることもありますよ。

消しゴムを使う際は、力を入れすぎないように注意してください。優しくこするだけで効果がありますから、まずは試してみる価値がありますね。

紙やすりでの対処法

黄ばみがややひどい場合は、紙やすりを使うのがおすすめです。特に本の天・地・小口やカバーなど、表面が平らである部分に効果的です。紙やすりを使って黄ばんだ部分を軽く削ることで、白さを取り戻すことができます。

市販の紙やすりでも十分ですが、100均で手に入るものでも充分に使えます。やすりを使う際は、本をしっかりと抑えながら行うことがポイントです。これにより、削った際の細かいカスがページの中に入り込むのを防げます。

専用機器(研磨機)による対処法

黄ばみが非常にひどい場合や、自分での処理が難しい場合は、専門店での処理を検討してみてください。古本屋さんなどでは、専用の機械を使って黄ばみを取り除くサービスを提供しています。この方法も効果的ですが、本の素材やコートの有無によっては注意が必要です。

漂白剤で白くする方法

漂白剤を使う方法は効果が期待できますが、注意が必要です。手袋をして、漂白剤をタオルに染み込ませ、黄ばんだ部分に軽くつけます。その後、水で濡らして絞ったタオルで優しくポンポンと叩いて漂白剤を拭き取ります。

注意点

しかし、私はこの方法をあまりおすすめしません。なぜなら、失敗するリスクが高いからです。例えば:

  • 水分で紙が波打つ
  • 関係ない部分も白くなってしまう
  • まだら模様になる
  • 紙へのダメージが大きい

漂白剤は紙の元の色まで落としてしまうことがあり、特に広範囲の黄ばみには向いていません。水分で紙が波打ち、漂白部分がまだらになる可能性も高いです。

本当に黄ばみを取るべきかを考える

本の黄ばみを取る方法は色々ありますが、そもそも本当に黄ばみを取る必要があるかを考えることも重要です。なぜなら、黄ばみ取りをすると少なからず本にダメージが生じるからです。

私の場合は、次のように分けて考えています。

そのままにする本

  • 新品で購入し、大切に保存している本
  • 中古で購入し、読んだ後は手放す予定の本

黄ばみを取る本

  • 中古で購入し、今後も大切に保存したい本

これは人それぞれですが、自分が納得できる方法を選ぶことが大切です。私自身、新品で買ったお気に入りの本が日焼けで黄ばんでしまい、修復を試みた結果、却って汚くなってしまった経験があります。新品を再購入できればいいですが、絶版の本などはショックが大きいです。

本好きの皆さんなら、本の手触りや見た目にもこだわりがあると思います。後悔しないように、黄ばみ取りは慎重に行いましょう。

本の保管方法で黄ばみを防ぐ

本が黄ばんでしまう前に、適切な保管方法を実践することで日焼けや劣化を防ぐことができます。以下は、私が実際に実践している本の保管方法です。

直射日光を避ける

本を保管する場所は直射日光が当たらない場所にすることが重要です。直射日光が当たると、紙が紫外線にさらされて黄ばみやすくなります。本棚を置く場所を選ぶ際は、窓からの光を避けるようにしましょう。

湿度管理を徹底する

湿気は本の大敵です。湿度が高いとカビが発生しやすくなり、紙が劣化します。湿度管理のために、除湿機や乾燥剤を使うことをおすすめします。特に梅雨の時期や夏場は湿度が上がりやすいので、注意が必要です。

定期的なクリーニング

本棚の掃除を定期的に行い、ホコリや汚れを取り除くことも大切です。本の表面やページの間にホコリがたまると、黄ばみの原因になることがあります。柔らかい布やブラシを使って、丁寧にクリーニングしましょう。

専用カバーを使う

大切な本には専用のブックカバーを使うことで、日焼けや汚れから本を守ることができます。私自身もお気に入りの本には透明なカバーをつけています。透明カバーなら、元のデザインを損なわずに保護できますよ。

質問へのお答えコーナー

最後に、読者の皆さんからよくある質問に答えるコーナーを設けてみましょう。

Q: 黄ばみ取りに使う紙やすりはどこで購入できますか?

A: 紙やすりはホームセンターや100均で購入できます。私の場合、ダイソーで目の荒いものから細かいものまでセットになった紙やすりを購入しました。手軽でおすすめです。

Q: 黄ばみ取りをしても、また黄ばんでしまうことはありますか?

A: はい、再び黄ばんでしまうことはあります。特に保管環境が悪いと再度黄ばむ可能性が高くなります。日焼けや湿気を避ける保管方法を実践することで、防止することができます。

まとめ

本が日焼けして黄ばんでしまうと、見た目も気になるし、読むときの気分も下がりますよね。でも、消しゴムや紙やすり、漂白剤を使って簡単に対処する方法があります。ただし、漂白剤の使用はリスクが高いため注意が必要です。また、黄ばみを取る前に、本当に必要かどうかを考えることも大切です。特に大切な本には慎重に対応しましょう。

黄ばみを防ぐためには、直射日光を避け、湿度管理を徹底し、定期的なクリーニングを行うことが効果的です。専用カバーを使うことでさらに保護できます。こうした工夫で、お気に入りの本を長くきれいに保つことができます。

本をきれいに保つことで、読書の楽しみがさらに広がります。私自身の経験をもとにしたこれらの方法を試してみて、あなたの本も美しい状態を保ってください。お子さんとの読書タイムや、自分の趣味の時間が、より充実したものになるはずです。大切な本を守るために、少しの手間を惜しまずに、楽しくケアしていきましょう。

 

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