ハムスターがケージを舐める!もしかしてストレスサイン?4つの理由と安全対策

ハムスター
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「うちのハムスター、またケージをペロペロしてる…どうして?」
そんなふうに不安になったこと、ありませんか?

夜になるとケージのワイヤーを舐め続けたり、カチャカチャ音を立てたり。
「退屈なのかな?」「体に何か異変があるの?」と、モヤモヤしてしまいますよね。

実は、ハムスターがケージを舐める行動にはいくつかの理由があるんです。
ストレスを感じていたり、何かを訴えたくてやっていることも。

私も、以前飼っていたジャンガリアンが毎晩ケージを舐めるようになったとき、心配で寝られない夜がありました。
病気?それともケージが合ってないの?と、いろんな可能性を調べまくったんです。

この記事では、そんな「ケージ舐め行動」の理由と対策を、わかりやすくお伝えします。
どうしたらやめさせられるの?と気になっている方は、ぜひ最後まで読んでくださいね。

 

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理由①:ハムスターが外に出たい!自由に動きたい!

「ねえ、ちょっとだけでいいから外に出してよ…」
そんな声が聞こえてきそうなくらい、ケージを舐める姿をじっと見つめたことありませんか?

ケージの中から出たそうに、ワイヤーを舐めたりかじったりする行動。
実はこれ、ハムスターが「外に出たいよ!」と必死にアピールしているサインのことがあるんです。

特に、以前に“部屋んぽ”をしたことがある子は、その楽しさを覚えていて「また外で遊びたい!」という気持ちがムクムクと湧いてきている可能性が高いです。

うちの子も、一度部屋んぽデビューさせたあと、夜になると毎晩ケージの端っこでペロペロ・カジカジ…。
まるで「開けてー!」と訴えるような視線を送ってきて、思わず笑ってしまいました(でも、ちょっと切なかった…)。

この場合の対策は、【安全な環境での部屋んぽ】を定期的に取り入れること!
ケージの外で気分転換できる時間を少しでも作ってあげるだけで、見違えるように落ち着く子も多いですよ。

「でも、うちって部屋んぽできるほど広くないし…」と不安に感じている方、大丈夫。
狭いスペースでも大きめのサークルを使えばOKですし、時間は5〜10分でも効果があります。

ハムスターだって、自由に動ける時間があると嬉しいんです。
その気持ち、ちょっとだけでも叶えてあげませんか?

理由②:食べ物をおねだりしている場合

「え?また舐めてる…もしかしてお腹すいてる?」
そんなふうに思ったこともありませんか?

ハムスターがケージを舐めるのは、「ごはんまだ?」「おやつちょうだい!」というアピールのことも。
特に、決まった時間に餌をあげていると、ちょっと前からソワソワし始めて、ケージをカチャカチャ…。
その音で「あ、もうそんな時間か!」と気づかされることもあるくらいです。

うちのジャンガリアンも、ひまわりの種が大好きで…袋をカサッと触っただけでケージの前へ猛ダッシュ!
さらにワイヤーを舐めたり登ったりして、必死におねだりしてくる姿がたまらなくて、つい毎日あげすぎちゃいそうになりました(笑)。

でも、ここで注意したいのが「おねだり=毎回あげてOK」ではないこと。
かわいいからといって、毎回反応しておやつをあげていると、ハムちゃんが太ってしまったり、偏食になったりすることもあるんです。

「どうしてもあげたくなるけど…健康が心配」そんなジレンマ、ありませんか?
そんなときは、時間を決めて与えるルールをつくることが大切です。
「この時間に食べられる」と覚えると、自然とケージ舐め行動も減っていきますよ。

飼い主さんの優しさとちょっとした工夫で、ハムスターも安心できるごはんタイムになります♪

理由③:匂いが気になるから舐めて確かめてるかも

「ん?なんで急に舐め始めたの?」
おやつの時間でもない、部屋んぽをした後でもない…。
そんなときは、ケージ自体にハムスターが興味を示している可能性もあります。

特に、新しくお迎えしたばかりの子や、掃除直後のケージでよく見られるのがこの行動。
ハムスターはとっても敏感な動物。人間にとっては気にならない程度のにおいや材質の違いでも、「なにこれ?舐めて確かめてみよう!」と感じてしまうんです。

うちでも、新しくアクリルケージを導入したときに、最初の数日はずっと角の部分を舐めていて…「あれ?何かストレスかな?」と心配に。
でも、数日たつとピタリとやめたので、“慣れていなかっただけ”なんだなとわかりました。

ケージに関して特に注意してほしいのが、以下のようなケースです。

舐める原因 よくあるきっかけ 対策のヒント
材質が変わった ケージを金網→アクリルに変更した 数日間様子を見る+安心できる匂いの巣材を入れる
洗剤の残り香 掃除後にケージを水ですすぎきれていない 水拭きを念入りにして、乾燥させてから戻す
他の動物のにおい 家族がペットショップなどに行った後触った ハムスターに触る前は手をよく洗う

「ただのクセなのか、それとも不快なのか…?」
見極めが難しいときもありますが、大切なのは慌てずに観察してあげること

突然の舐め行動に不安になる気持ち、よくわかります。
でも、ほんのちょっとの違和感に気づけるって、すごく優しい目線です。
そのまま、ハムスター目線で考えてあげてくださいね♪

理由④:ひま…ストレスや退屈のサインかも?

ハムスターは見た目こそおっとりしていますが、実はとっても活動的で刺激を求める生き物
狭いケージの中でやることが少なかったり、運動不足だったりすると、ストレスがたまって舐め行動につながることもあるんです。

たとえばうちの子は、ホイールが壊れて回らなくなった日の夜、ずーっとケージの角をカジカジ&ペロペロ…。
その姿に「ごめんね…つまらなかったよね」と胸がギュッと痛くなりました。
翌日新しいホイールを設置したら、ものすごい勢いで爆走!ケージ舐めもピタッと止まりましたよ。

あなたのハムちゃんにも、こんな「退屈サイン」出ていませんか?

ハムスターの退屈サインチェックリスト

  • ケージの同じ場所をずっと舐めている
  • 夜中に何度も巣から出てきてウロウロ
  • 回し車やおもちゃに見向きもしない
  • ケージを登ったり噛んだりする頻度が増えた

当てはまる項目が多い場合は、環境にちょっとした工夫をプラスしてあげるといいかもしれません。

退屈解消アイデア

  • トンネルやかじり木など、遊びのバリエーションを増やす
  • 巣材をたっぷり入れて、巣作り欲を満たす
  • いつもと違うタイミングでのおやつタイム(※頻度は要注意)
  • 部屋んぽの時間を少しだけ長めにする

「そんなことで変わるの?」と思うかもしれませんが、ハムスターにとっての小さな刺激は、私たちが思っている以上に大きな意味を持つんです。

退屈そうな姿を見ると、飼い主としてちょっと切なくなっちゃいますよね…。
でも、ちょっとした気づきと工夫で、ハムちゃんの毎日はぐんと快適になりますよ♪

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クセになっちゃった?無意識で舐めてることも…

「え…また舐めてる。さっきもやってたよね?」
こんなふうに、これまで解説してきた4つの中から理由が見当たらないのに何度もケージを舐める姿を見て、「もしかしてクセになってるのかな…?」と感じたことはありませんか?

実はこれ、意外と多いケースなんです。
最初は不安やストレス、においが気になって舐め始めたものの、それがだんだん“習慣”として定着してしまうことも。

人間でも、ついつい爪を噛んじゃうクセとか、考えごとをしながら髪をいじっちゃうクセってありますよね。
それと同じで、ハムスターも「なんとなく落ち着く」からケージを舐めている可能性があるんです。

うちの子も、以前ケージのすみっこを毎晩10分くらいペロペロしていて…。
「何か問題かな?」と心配して環境を見直したけれど、健康にも異常なし。
結局、舐め行動がクセになっていただけで、数週間後には自然にやめてくれました。

クセ舐めかどうか見極めるポイント

  • 同じ場所だけ、決まったタイミングで舐める
  • 他に異常(食欲減退・毛並みの悪化・動きの鈍さなど)が見られない
  • 遊びやおやつにすぐ反応する

これらに当てはまるなら、あまり神経質にならなくても大丈夫
とはいえ、放っておいても良いクセと悪いクセがあります。

クセ行動への優しい対処法

  • ケージを軽く模様替えして“いつもと違う”刺激を与えてみる
  • 新しいおもちゃや巣材を入れて気をそらす
  • ケージの中でのおやつの置き方を変えてみる
  • 舐めている時間をメモして様子を記録(長期化するなら獣医さんに相談も◎)

「クセかもしれない…でもやっぱり心配…」そんなふうに感じるあなたの優しさは、きっとハムスターにも伝わっていますよ。
小さな違和感にも気づけるのは、しっかり向き合っている証拠です。

まとめ:ケージを舐めるハムスターにも理由がある

ハムスターがケージを舐めるのには、いろんな理由があることがわかりましたね。

今回ご紹介した主な原因はこの5つ!

理由 内容
① においが気になる 前の住人や掃除残りのにおいが刺激に
② 水が欲しい 給水器の故障や位置の問題で飲めていない可能性
③ 塩分・ミネラル不足 食事バランスが偏っているときに起こりやすい
④ ストレス・退屈 ケージ内の刺激不足でイライラすることも
⑤ クセになっている 無意識の安心行動として舐め続けているケース

「舐める=問題行動」と決めつけるのではなく、その背景には必ず“何か伝えたいサイン”があると思って見てあげることが大切です。

私もハムスターを飼い始めたばかりの頃は、意味不明な行動に「どうしよう…」と不安になることばかりでした。
でも、「もしかしてこういう理由かな?」と少しずつ理解していく中で、どんどん距離が縮まっていく感覚がありました。

あなたとハムちゃんの間にも、そういう信頼関係が育っていくといいなと思っています!

小さな行動の変化に気づけるあなたは、きっととても優しい飼い主さん。
大丈夫、焦らずゆっくり向き合っていけば、ハムちゃんとの暮らしはどんどん豊かになっていきますよ。

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