土鍋にカビが!?重曹やクエン酸で簡単お手入れする方法と予防策

家事メモ
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寒い冬、食卓に温かい土鍋料理が登場すると、ほっと心が和みますよね。でも、久しぶりに土鍋を取り出してみたらカビが生えていてショック…そんな経験をしたことはありませんか?

「もう使えないの?」「どうやってお手入れすればいいの?」と不安になるかもしれませんが、安心してください!正しい方法を知れば、カビが生えた土鍋でも安全に使い続けることができますよ。

この記事では、土鍋についたカビの簡単な取り方から、カビを防ぐ予防策、さらにお手入れの際に注意すべきポイントまで、土鍋を長持ちさせる秘訣をたっぷりとご紹介します。一緒に大切な土鍋を守りましょう!

寒い季節に欠かせない土鍋を、もっと長く快適に使えるようになる情報をお届けしますね!

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土鍋についたカビの落とし方

まずは土鍋にカビが生えてしまったとき…どうしたらいいのか悩みますよね?そんな時の対処法をご紹介します。カビを落とすには、以下の4つのアイテムを活用するのがおすすめです。

  1. お酢
  2. レモン汁
  3. クエン酸
  4. 重曹

お酢を使ったカビの取り方

お酢には殺菌効果があり、土鍋についたカビを効率よく除去できます。以下の手順で行いましょう。

  1. 予洗い:まず、食器用洗剤を使ってスポンジで土鍋表面のカビを軽く洗い流します。
  2. お酢を準備:土鍋に7分目ほど水を入れ、お酢を大さじ2杯加えます。
  3. 煮沸消毒:そのまま火にかけて沸騰させ、弱火にして10分間煮沸します。
  4. 放置:火を止めて、そのまま自然に冷めるまで放置します。
  5. 仕上げ:お湯を捨てたあと、もう一度食器用洗剤で洗い、しっかり乾燥させます。
レモン汁やクエン酸を使用する場合も、同じ手順でお手入れできます。

注意ポイント:お酢を使う際は必ず換気扇を回しましょう!煮沸中に換気をしないと、部屋中にお酢の匂いが充満してしまうので気をつけてくださいね。

重曹を使ったカビの取り方

重曹もカビを落とすのに効果的です。お酢と比べると少し時間がかかりますが、やり方はとても簡単です。

  1. 予洗い:まず、食器用洗剤で土鍋を軽く洗います。
  2. 重曹を準備:土鍋に7分目まで水を入れ、重曹を大さじ3杯加えます。
  3. 沸騰:火にかけて沸騰させたら火を止めます。
  4. 一晩放置:そのまま1日放置して重曹を浸透させます。
  5. 仕上げ:お湯を捨てたあと、もう一度食器用洗剤で洗い、完全に乾燥させます。

重曹を使う方法は少し時間が必要ですが、家に重曹がある方には試しやすい方法です。

しっかり落とすことが大事!

土鍋のカビは目に見える部分だけでなく、内部にまで入り込んでいることがあります。そのため、お酢や重曹を活用して、念入りにカビを落とすことが大切です。それからカビを生えさせないためには乾燥が何よりも大事!後ほどご紹介する保管方法もしっかりチェックしてください。

土鍋のカビ取りで「絶対に使ってはいけないもの」

土鍋のカビを落とす際に注意が必要なのは、使ってはいけないアイテムがあることです。以下のようなものは必ず避けるようにしましょう。

使ってはいけないアイテム

  • 塩素系漂白剤(例:キッチンハイター、カビキラー)
  • 酸素系漂白剤(例:オキシクリーン、シャボン玉酸素系漂白剤)
  • アルコール消毒液(例:アルボナース、手ピカジェル)
  • 硬いタワシ、金属製スポンジ、クレンザー

土鍋は一見ツルツルしているように見えますが、実際には目に見えない小さな穴(気孔)がたくさんあります。漂白剤やアルコール消毒液を使うと、これらの成分が穴に残り、料理に悪影響を与える可能性があります。

また、タワシや研磨剤で磨くと、土鍋に傷をつけてしまい、その傷に湿気がたまり、再びカビが発生する原因になるので注意しましょう。

土鍋のカビ臭さを取る方法

カビを取り除いた後でも、カビの嫌な臭いが残る場合があります。その場合は「お茶の葉」を使って消臭してみましょう。お茶は手軽で安全な方法です。

お茶を使ったカビ臭さの取り方

  1. 洗った土鍋に水を7分目まで入れます。
  2. 緑茶またはほうじ茶を大さじ2杯入れます。
  3. 火にかけて沸騰させたら、弱火で15分間煮沸します。
  4. 火を止めてそのまま冷まし、土鍋が触れるくらいに冷めたらお湯と茶葉を捨てます。
  5. 最後に土鍋をよく乾燥させます。

お茶には消臭効果があり、カビ臭さだけでなく、匂いの強い料理を作った後の土鍋の匂いもすっきり消してくれます。

匂いを取るのにおすすめのお茶の種類には以下のようなものがあります。

  • 緑茶
  • ほうじ茶

注意:紅茶やウーロン茶ではなく、日本茶を使用するのが効果的です。

土鍋のカビ取りや臭い消しに漂白剤や研磨剤を使うのはNGです。お酢や重曹でカビを落とした後は、お茶で臭いを消す方法を試してみましょう。

土鍋にカビを生えさせないための予防策

カビが生えてしまうと匂いが残ったり取るのも大変なので、できれば大切な土鍋にカビを生えさせたくないですよね!以下では、カビを防ぐための簡単な予防策と正しい保存方法をご紹介します。

1. 使う前に熱湯で煮沸する

土鍋を使う前に水を入れ、一度沸騰させるのがポイントです。理由は煮沸することで、土鍋表面の目に見えない汚れが付きにくくなり、殺菌効果も期待できます。

やり方は土鍋に7分目まで水を入れて火にかけ、沸騰させるだけ。これだけでも簡単に予防できるのでぜひ取り入れてみてください。

2. 料理を残さない

土鍋を使った後、料理をそのまま土鍋に入れて翌日まで置いておくのはNGです。

土鍋は液体を吸収しやすい素材なので、汁物を残すと内部に水分が染み込み、カビの原因になります。残った料理は他の保存容器に移し、土鍋はすぐに洗って乾燥させましょう。

3. 完全に乾燥させてから保存する

土鍋はしっかり乾燥させてから保存することがとても重要です。見た目が乾燥していても内部に水分が残っている場合がありますので、以下の方法でしっかりと乾燥させましょう。

    1. 洗った後は自然乾燥させる。
    2. 最低2~3日間、天日干しをすることで内部の水分をしっかり飛ばします。
    3. 完全に乾いてから保存する。

これだけでカビの発生リスクが大幅に減ります。

4. 湿気の少ない場所で保管する

湿気はカビの大きな原因で土鍋の大敵です。しっかりと洗って乾燥させたら、土鍋の保管場所にも気を使いましょう。

土鍋の保管で避けるべき場所

    • シンク下(湿気がたまりやすい)
    • 買ったときの箱(密閉状態で湿気がこもりやすい)

おすすめの保存方法

    • 新聞紙に包んで、風通しの良い乾燥した場所に置く。
    • 保存場所にカビ防止剤や重曹を一緒に置くとさらに安心です。

土鍋は正しいケアと保存方法を守れば、長く清潔に使うことができます。少し手間をかけるだけで、土鍋がいつでも気持ちよく使える状態に!「煮沸する」「残り物を移す」「乾燥させる」「湿気を防ぐ」この4つを心がけて、大切な土鍋を守ってくださいね!

土鍋を買い替えたら「目止め」を忘れずに!

新しい土鍋を手に入れたら、まずは「目止め」を行いましょう。
目止めをすることで、土鍋が長持ちし、カビの発生やひび割れを防ぐことができます。

目止めとは?

土鍋には目に見えない無数の小さな穴が空いています。この穴を埋める作業を「目止め」と言います。

目止めの効果には以下のようなものがあります。

    • 汚れや油が染み込むのを防ぐ
    • ひび割れや水漏れのリスクを軽減
    • カビの発生を抑える

土鍋を長く愛用するためには、この目止めがとても重要です!

目止めの方法

目止めはおかゆやお米のとぎ汁を使って簡単にできます。以下の方法を試してみてください。

1. おかゆで目止め

お米のデンプン質が土鍋の穴をしっかりとふさいでくれます。

手順は以下です。

    1. 炊いたご飯を土鍋に入れ、水を加えて弱火で煮る。
    2. 煮立ったら火を止め、そのまま冷ます。
    3. 冷めたら土鍋を軽く洗い流し、目止め完了!

※炊いたご飯を使うと、煮る時間が短縮でき、ひび割れのリスクも減らせます。

2. お米のとぎ汁で目止め

とぎ汁を活用すれば、より手軽に目止めが可能です。

    1. 土鍋にとぎ汁を入れる。
    2. 弱火で20分ほど煮立たせる。
    3. 火を止め、そのまま冷まし、軽く洗う。

3. 片栗粉や小麦粉で目止め

お米がない場合、片栗粉や小麦粉でも代用できます。

    1. 土鍋に片栗粉または小麦粉を溶かした水を入れる。
    2. 弱火で加熱し、煮立たせる。
    3. 冷めたら軽く洗って完成!

まとめ

土鍋は冬の食卓に欠かせない存在ですが、しっかりとお手入れしないとカビが生えやすいアイテムでもあります。今回ご紹介した方法を実践することで、土鍋を清潔に保ちながら安心して使い続けられますよ。

お酢や重曹を使ったカビの取り方、カビ臭さを取るお茶の活用法、そして完全に乾燥させる保存方法を取り入れることで、カビの悩みから解放されるはずです。また、カビを防ぐための予防策も日々の習慣に取り入れて、土鍋をもっと快適に使いましょう。

大切な土鍋をしっかりケアして、この冬も家族で美味しい鍋料理を楽しんでくださいね!

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