わが家の生活に欠かせない『ドラム式洗濯機』。ママ友の一人がある日突然壊れて動かなくなって買い替えが大変だったという一件を聞いて、私も心配になりました。全自動洗濯機がないととてもじゃないけど家事が回りませんよね？
そこで、このドラム式洗濯機、一体何年使えるのか、その寿命や長持ちの秘訣について、今回は詳しくお伝えします！
- ドラム式洗濯機の寿命は何年？どんなサインが出るの？
- 3つのコツでドラム式洗濯機の寿命を延ばす方法とは？
さあ、ママ友から得たリアルな情報をもとに、ドラム式洗濯機の寿命平均や長持ちさせるための家庭でのメンテナンス方法に迫ってみましょう！
ドラム式洗濯機の寿命はズバリ6年！
ドラム式洗濯機の寿命はズバリ、6年！（1日平均1.5回洗濯した場合）です。
ドラム式洗濯機のメーカーが推奨する使用期間は一般的に6年です。しかし、この期間を過ぎても使えなくなるわけではありません。安全性を保つための期間として設定されています。
この6年という数字は、JIS（日本工業規格）に基づいています。1日平均1.5回の洗濯を行う場合、1年間で547.5回、6年間で3,285回になります。この回数が一般的な寿命とされていますが、実際の使用状況によって異なります。
例えば、1日1回しか洗濯をしない場合、約10.4年間使えるとされています。しかし、消費者動向調査によれば、洗濯機の平均使用年数は10.2年であり、実際には6〜8年とされている寿命よりも長くなっています。
ただし、この調査では縦型洗濯機も含まれており、ドラム式の寿命は若干短いと考えられます。それでも、適切な使用方法であれば10年間も使えることがあります。
洗濯機の寿命は使用頻度によって決まるため、自分の使用状況に合わせて適切な寿命を見極めることが重要です。ドラム式洗濯機を長く使いたい場合は、使用回数を抑えることがポイントです！
補修用部品の保管期間に注意！
補修用部品の保管期間は、各メーカーごとに異なります。Panasonicの縦型洗濯機を除く全てのメーカーでは、修理部品の保管期間は6年です。
補修用部品の保管期間の表は以下の通りです。
| メーカー | 縦型洗濯機 | ドラム式洗濯機 |
|---|---|---|
| Panasonic | 7年 | 6年 |
| 日立 | 6年 | 6年 |
| シャープ | 6年 | 6年 |
| 東芝 | 6年 | 6年 |
| Haier | 6年 | 6年 |
Panasonicの縦型洗濯機を除く全てのメーカーでは、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の修理部品の保管期間は6年です。
洗濯機の修理を検討する際には、製品の製造が6年以上前である場合、修理部品が入手できない可能性も考慮に入れる必要があります。そのため、修理を検討する際には、修理相談をする際にこの点を考慮に入れることが重要です。
以上のことからも、ドラム式洗濯機の寿命は6年が目安とされます。
さて、ドラム式洗濯機が寿命を迎えるサインについては、どのようなものがあるのでしょうか？
これらのサインを見逃してしまうと、思わぬ出費が発生する可能性があるので、注意が必要です。
【ドラム式洗濯機】の故障のサインをお見逃しなく
【ドラム式洗濯機】そろそろ寿命？というサインは7つあります。
これらのサインが出たら要注意！修理業者さんにすぐにみてもらいましょう。
- 洗濯の途中で止まってしまう！
- 水漏れする！
- 異音がする！
- 異臭がする！
- 脱水が弱くなったり止まってしまう！
- 乾燥ができない！
- 電源部分やコードが熱い！
それぞれのサインを詳しく紹介しますね。
洗濯の途中で止まってしまう！
洗濯中に突然停止するドラム式洗濯機は要注意です。例えば、パナソニックの洗濯機では、U〇〇の表示が出ると洗濯物の偏りや使用者の操作ミスが原因かもしれません。まずは取扱説明書を参照してみましょう。もしE〇〇などのエラーコードが頻繁に表示されるなら、内蔵のコンピューターが故障している可能性が高いです。このようなトラブルが頻繁に起こる場合、洗濯機の寿命が近づいている可能性があります。
水漏れする！
洗濯機の底から水漏れが見られる場合は注意が必要です。まず、ホースが正しく接続されているかを確認しましょう。正しく接続されているのに水漏れが止まらない場合は、洗濯機の寿命が近づいている可能性があります。
異音がする！
洗濯中に普段聞かないような異音がする場合は、要注意です。特に大きなガタガタ音がする場合は、モーターに異常がある可能性があります。異常がある状態で使用を続けると、突然停止することがあります。洗濯機が安定していない場合も異音がすることがありますので、まずは洗濯機が水平に置かれているかを確認しましょう。それでも異音がするようであれば、すぐに修理業者に相談しましょう。異音がする場合も、洗濯機の寿命が近づいているサインかもしれません。
異臭がする！
洗濯機からカビ臭い匂いがする場合は、まずは洗濯機の洗浄をおすすめします。それでも臭いが取れない場合は、洗濯機の内部がカビに侵食されている可能性があるので、専門家に相談してみましょう。また、洗濯機から焦げたような異臭がする場合は、内部の部品が劣化して限界を迎えている可能性があります。異臭がする場合は、洗濯機の寿命が近づいているサインです！
脱水が弱くなったり止まってしまう！
脱水が弱くなったと感じたら注意が必要です。汚れが溜まっている場合が原因である場合もあるので、洗濯機の中を専用洗剤や漂白剤できれいに洗ってみましょう。ベルトが故障している場合も、脱水が弱くなる可能性があるので、修理業者に相談しましょう。また、脱水が途中で止まってしまう場合は、洗濯物が中で片寄っている可能性も考えられます。それでも改善しない場合は、洗濯機の寿命が近づいているサインです！
乾燥ができない！
洗濯物が生乾きのままである場合は要注意です。乾燥フィルターに埃やゴミが詰まっていないか確認しましょう。それでも改善しない場合は、洗濯機の寿命のサインです！
電源部分やコードが熱い！
電源部分やコードが異常に熱くなっている場合は注意が必要です。銅線が切れてしまっている可能性もあるので、使用を続けると火災の危険性があります。修理を依頼しましょう！
これらの7つのサインに気付いたら、早めに家電量販店や修理業者に相談しましょう。寿命が近づいている場合でも、買い替えるかどうかを検討する際には十分な相談が必要です。6年を過ぎるといつ寿命が来てもおかしくないとわかりましたが、それでも寿命を少しでも延ばしたいですよね！そこで、次はドラム式洗濯機の寿命を延ばす方法を紹介しますね！
ドラム式洗濯機の寿命を延ばすために出来る事
ドラム式洗濯機の寿命を延ばし、長く使うための3つのコツを紹介します。
- 洗濯物の量は適量で！
洗濯物をたくさん詰め込みたくなりますが、適切な量を守ることが重要です。洗濯槽の容量の7～8割以下に抑えるようにしましょう。洗濯物を詰め込みすぎると、洗濯後にシワやパンパンになってしまい、洗濯機の寿命を短くしてしまいます。
- 洗剤の量と種類に注意！
洗剤の量は適切に使うことが重要です。洗剤を過剰に使用すると、洗濯槽に残りやすくなり、雑菌の繁殖や故障の原因になります。また、香りの強い柔軟剤やジェルボールなどの洗剤は、洗濯機に残りやすいため、避けるべきです。
- こまめな掃除が大事！
ドラム式洗濯機の寿命を延ばすために最も重要なのは、こまめな掃除です！
毎回の洗濯後には、乾燥フィルターを掃除しましょう。また、排水溝やその他の部分も定期的に掃除してください。定期的な掃除とメンテナンスによって、ドラム式洗濯機の寿命を延ばすことができます。
面倒くさいかもしれませんが、これらの3つのコツを守ることで、ドラム式洗濯機の寿命を少しでも延ばし、長く使用できるようになります。
ドラム式洗濯機の家庭でできる掃除の方法
ドラム式洗濯機の家庭でできる掃除の方法を３つ紹介します。
- 乾燥フィルターの掃除： 毎回の洗濯後に、乾燥フィルターを掃除しましょう。フィルターを取り外し、溜まったホコリや繊維を取り除きます。洗剤や柔軟剤の残りもチェックし、きれいに洗い流します。
- 排水溝の清掃： 定期的に排水溝を清掃することで、洗濯機内部の汚れを防ぎます。排水溝を取り外し、ブラシやクロスで汚れを取り除きます。こまめな清掃で、水漏れや異臭の原因を防ぎます。
- 洗濯槽の洗浄： 洗濯槽の汚れは洗濯物に移り、洗濯機の寿命を縮める原因となります。定期的に洗濯槽の洗浄を行いましょう。専用の洗浄剤を使用し、洗濯槽全体を洗浄します。洗浄後は、きれいな水で洗い流し、乾燥させます。
これらの掃除方法を定期的に行うことで、洗濯機の寿命を延ばし、快適な洗濯生活を送ることができます。
まとめ
ドラム式洗濯機の寿命は、メーカーによって異なりますが、平均的には6～7年と言われています。しかし、使い方次第ではもっと長持ちさせることができます。
寿命のサインとしては、洗濯の途中で止まる、水漏れ、異音、異臭、脱水や乾燥の不具合、電源部分やコードが熱くなるなどがあります。これらのサインに気付いたら、早めに修理業者に相談することが大切です。
寿命を延ばすコツとしては、洗濯物の量を適量にすること、洗剤の量と種類に注意すること、そしてこまめな掃除が大事です。毎回の洗濯後には、乾燥フィルターや排水溝などを掃除して、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
これらのコツを守ることで、ドラム式洗濯機の寿命を延ばし、長く快適に使用することができます。家事を効率的にこなすためにも、洗濯機のメンテナンスは欠かせませんね！
