ダウンジャケットを乾燥機で?縮むリスクと避け方、ふわふわを保つコツを解説

家事メモ
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ダウンを洗濯後、気になるのは乾燥方法ですね。
子供のお気に入りのダウンジャケットや布団、洗濯してみたけれど、ぺちゃんこになっちゃった…。そんな経験、ありませんか?

最近ではお家で洗濯できるダウンも増えていますが、その乾燥方法にはコツが必要です。なぜダウンの乾燥は自然乾燥よりも乾燥機が向いているのでしょうか?

ダウンの中の羽毛は洗濯中に絡まりやすく、自然乾燥ではふわふわ感が戻りにくいとされています。そこで重要なのが、ダウンの中の羽毛をしっかりほぐして乾かすこと。

乾燥機は、ダウンの羽毛をほぐすために最適なアイテムです。その理由は、ドラム式乾燥機の回転によって適度な力がかかり、温風が羽毛をほぐしてくれるからです。

ダウンを乾燥させる場合は、羽毛をしっかりほぐして乾かすことが肝心です。乾燥機を使うことで、ふわふわ感が回復し、全体的にシワっぽさもなくなります。ダウンの温かさはそのふわふわ感にあります。大切なアイテムをぺちゃんこにならないよう、乾燥機を使って丁寧に乾かしましょう。

ダウンの正しい乾燥方法を知ろう

ダウンを洗った後の仕上げが重要ですね。

ダウンを洗ったら、すぐに乾燥機に入れるのではなく、まずは自然乾燥させてから、最後に乾燥機で仕上げましょう。

正しい乾燥方法の手順

  1. ダウンをハンガーに掛けてほぐす 洗ったダウンをハンガーに掛けて、手でたたきながら羽毛をほぐします。
  2. 日光を避け、中の羽毛をほぐす 直射日光を避けながら、ダウンの表面が乾いてきたら中の羽毛の固まりをほぐします。
  3. パーツを取り外して裏返しにする 自然乾燥させたら、外せるパーツを取り外して、ボタンやファスナーを閉めて裏返しにします。
  4. 低温で10分程度乾燥機にかける 低温で、10分程度乾燥機にかけます。温度や時間には注意しましょう。

ポイントをおさえて乾燥しよう

自然乾燥の際は、一カ所に羽毛が固まってしまわないように均等に整えながら干すのが大切です。

また、ダウンの羽毛を傷めないように、温度は必ず低温に、時間も長時間回さないように気をつけてください。

シームレスタイプのダウンには注意が必要です

シームレスタイプのダウンは、張り合わせ部分が熱で劣化する可能性があるので、乾燥機にかける際は特に注意が必要です。

家庭で洗えないダウンを知ろう!

ダウンの洗濯は慎重に行いたいですね。中には自宅では洗えないダウンもあります。それはどんなダウンでしょうか?

自宅洗濯を避けるべきダウンアイテム

  1. 色物のダウン 黒や白以外の色物のダウンは、乾燥時に際つきと呼ばれる現象が起きやすいです。特に色付きのものは注意が必要です。クリーニングに出すのがおすすめです。
  2. 細かいキルティングのダウン キルティングが細かいダウンは、中の羽毛が動きにくくなり、乾燥後にふわふわになりにくいです。専門の技術で乾かしてもらうのがおすすめです。
  3. シームレスのダウン シームレスダウンは縫い目がなく、熱に弱いため自然乾燥が必要です。一部のダウンは自宅での手洗い+自然乾燥で対応できますが、クリーニング屋さんでの確認が必要です。

ダウンの洗濯や乾燥は慎重に行いたいですね。専門家の意見を聞きながら、大切なアイテムを長く使えるようにしましょう。

家庭の洗濯機の風乾燥機能で乾燥させると

家庭の洗濯機の風乾燥機能は、ダウンジャケットを完全に乾燥させるには適していません。なぜなら、風乾燥機能は温風を使って湿気を除去するため、ダウンの中の羽毛を適切にほぐすことができません。その結果、ダウンのふんわり感が失われ、ジャケットがぺちゃんこになる可能性が高まります。

さらに、家庭用の洗濯機の風乾燥機能では、温度や時間を細かく調整することが難しい場合があります。ダウンジャケットの素材や縫い目が高温にさらされると、縮んだり変形したりする可能性があります。また、長時間乾燥させすぎると、素材が劣化しやすくなることもあります。

そのため、ダウンジャケットを風乾燥機能で乾燥させる代わりに、専用の乾燥機や自然乾燥を選択するほうが賢明です。専用の乾燥機では、適切な温度と時間でダウンを均等に乾燥させることができます。乾燥機がない場合には自然乾燥も有効な方法です。

風通しの良い場所でダウンジャケットをほぐしながら陰干しすることで、ふわふわ感を損なわないように乾燥させることができます。

【まとめ】

乾燥機でダウンジャケットをふんわり仕上げるにはコツがあります。

まず家庭の洗濯機の風乾燥機能でダウンジャケットを乾燥させるのは避けましょう。

なぜなら、この方法ではダウンのふんわり感が失われ、ジャケットがぺちゃんこになる可能性が高まります。また、温度や時間の調整が難しいため、素材や縫い目が劣化するリスクもあります。

風乾燥ではなく専用の乾燥機を使いましょう。専用の乾燥機では適切な温度と時間でダウンを乾燥させることができ、素材の劣化を防ぎながらふわふわ感を保ちます。

自然乾燥も効果的で、風通しの良い場所でジャケットをほぐしながら陰干しすることで、ダウンを優しく乾燥させることができますが、自然乾燥だけではダウンの厚みが失われてしまうことがあります。そんな時は、乾燥機を利用してみましょう!

ぜひ先ほどお伝えしたような適切な乾燥方法で、ふわもこダウンを長持ちさせ、大切なアイテムを大切に使いましょう。

また乾燥機が自宅にない場合は、コインランドリーを利用するのも良い方法です。家事の味方として、上手く活用してみてくださいね。

大切なダウンジャケットを長く愛用するために、適切な乾燥方法を選んでください。

 

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