家族や友達にとっても特別な瞬間。そんな素敵な入学の瞬間には、心温まる入学祝いが欠かせません。今回は入学祝いの心を込めた贈り方や、温かいメッセージの書き方をご紹介します。
入学祝いの贈り物は、ただの贈り物ではありません。それは愛と祝福が詰まった花束のようなもので、受け取る側に幸せと感動を届ける特別な手段です。入学祝いののしや水引の選び方から、メッセージの書き方まで、細部にまで心を込めてお届け！
子どもの新たなステージへの一歩を祝福し、その家族に幸せな瞬間を提供するために、一緒に心温まる入学祝いを渡しましょう！
知っておくべし！「のし・水引」について
入学祝いに贈る際は、公式な贈り物にはのし紙や掛紙を添えるのが一般的です。慶事にはのし有りの掛紙を、弔辞にはのし無しの掛紙を使用します。この「のし」や水引には種類や形、色によって異なる意味や用途があります。入学祝いは明るい慶事なので、心を込めてのしを添えましょう。
のし袋の種類の具体例
水引にはいくつかの種類がありますが、代表的なものに「蝶結び」と「結び切り」があります。蝶結びは何度も結ぶことができ、繰り返しあってもよいことを意味します。例えば、子どもの未来が広がり、成長していくことを祈る気持ちを込めて選ぶことができます。一方で、結び切りは片方を引いてもほどけない特性があり、将来の幸せを一度手に入れたら逃さないよう祈る気持ちを込めて使います。
実際に育児中のママとして、私も入学祝いの「のし」には気を使いました。子どもの成長や未来に願いを込めるとともに、相手が喜んで受け取れるように心を込めて選びました。相手が品物よりも先に目にするのし紙は、贈り物全体の印象を左右します。気持ちのこもったマナーを守りつつ、相手に喜んでもらえるよう心がけましょう。
この「のし」の選び方や渡し方は、気を付けるポイントがたくさんありますが、大切なのは相手への思いやりです。以下のポイントもぜひ覚えておきましょう。
「のし・水引」のマナー
入学は人生において何度も訪れる喜ばしい慶事です。この特別な瞬間には、水引やのしのマナーをしっかり押さえましょう。子どもの未来に幸せを祈りながら、喜びを共有するための心遣いが大切です。
水引の選び方と具体例
水引を選ぶ際には、蝶結びがおすすめです。蝶結びは繰り返し結ぶことができ、子どもの未来への希望や成長を願う気持ちを表現するのにぴったりです。赤と白が5本または7本結ぶものが一般的で、これらの色は幸福と純粋さを象徴しています。
のしの書き方
のし紙は「縦長六角形」であることを確認しましょう。表書きには「御入学祝」や「祝御入学」などと記入します。名前は上段より少し小さな文字でフルネームを書くことで、丁寧な印象を与えます。これによって、相手が気持ちよく受け取ることができます。
また表書きを書く際は、慶事の場合は濃く太く書くことが縁起が良いとされています。したがって、太字のサインペンで書くか、可能であれば濃い筆ペンで書くと尚良いでしょう。明るく力強い印象を与えるために、文字がくっきりと浮き立つよう心掛けましょう。
現金の贈り方
入学祝いに現金を包む場合、のし袋を使用します。金額によっては留意点があります。例えば、10,000円以内であれば、封筒に水引が印刷されたものを選びましょう。20,000円以上の場合は、水引が取り外せ、上包みと中袋が分かれるのし袋を選ぶことで、贈り物がより華やかになります。
のし袋の中袋の書き方
現金を贈る場合、のし袋には「中袋」と呼ばれる白い封筒が入ります。以下は中袋の書き方の手順です。
- 金額の記入： 中袋の表側に金額を書きます。「金 ○万円」のように、金額を明確に記入します。金額が変更されないようにするために、漢数字の代わりに壱・弐・参などを用いると丁寧です。
- 贈り主の情報： 封筒の裏側に、贈り主である自分の名前と住所を書きます。封筒のつなぎ目に向かって右下に住所、左下に名前を書くのが一般的です。
このようにして、中袋にはいくら入っているかや誰からの贈りものであるかが明確に記載され、礼儀正しい贈り物となります。
現金を贈る場合のお金の入れ方
現金を贈る際は、相手が封筒からお金を取り出した際に、お金の表側が正しい向きになるように入れることが一般的です。以下は具体的な手順です。
- お金の向き： お札は、顔や建物の絵柄が正しい向きになるように注意して入れましょう。相手が封筒を開け、お金を取り出すときにスムーズに確認できるようにするためです。
- 利き手を考慮： 相手の利き手を考慮し、お金が出る向きを合わせることで、受け取りやすくなります。例えば、右利きの場合は封筒の右側にお札の顔が来るように、左利きの場合は左側にくるようにします。
- 新札の使用： 封筒に入れるお金は新札を用意しておくと良いでしょう。新札は清潔感があり、贈り物としても好印象を与えます。
これらの細かな配慮が、相手に対して礼儀正しさを示し、気持ち良く受け取ってもらえる要素となります。
中学の入学祝いのメッセージ文例集
入学祝いには、心温まるメッセージが添えられると、贈り物がより特別なものになります。中学校の入学祝いに向けて、親に向けたメッセージと子どもに向けたメッセージの例をご紹介します。
子ども宛ての例
「新しい学び舎への一歩、おめでとうございます！心からの祝福を込めて、これからの学び舎での新たな冒険が素晴らしいものとなりますように。楽しい学びと素晴らしい友達に恵まれ、一生の思い出がたくさんつくれますように。がんばれ！」
親宛ての例
「この度は、○○君のご入学、おめでとうございます。ご家族皆様、さぞお喜びのことでしょう。部活に勉強にと充実した3年間を過ごせるよう、これからも○○君の健やかな成長を心より願っております。新しいステージでの一歩が、家族全員にとって幸せな瞬間となりますように。おめでとうございます！」
これらのメッセージは、贈り物に添えることで、より温かい印象を残します。大切な人への祝福が、入学祝いを特別なものに変えます。
小学校入学祝いのメッセージ文例
【子ども宛ての例】
「おめでとう！新しい学校での冒険が始まるね。楽しい友達に巡り合い、たくさんのことを学んでね。毎日が笑顔でいっぱいでありますように。がんばれ！」
【親宛ての例】
「○○ちゃんの小学校入学、おめでとうございます！家族一同、うれしい気持ちでいっぱいですね。これからの日々が笑顔と学びにあふれ、素敵な思い出がいっぱいできますように。○○ちゃんの成長がますます輝くものになりますよう、心より願っています。おめでとう！」
これらのメッセージを添えて、小学校入学祝いをお祝いしましょう。明るく温かい気持ちが、贈り物とともに届くことでしょう。
百均で買ったのし袋でも良い？
百均で買ったのし袋って、全然問題ありませんよ。実は、百均ののし袋はシンプルですがちゃんとこだわりがあるんです。百均にはシンプルで可愛らしいデザインのものがたくさんありますし、相手の好みに合わせて、特別感をプラスできます。それに入学祝いの贈り物にぴったりなサイズが揃っているんです。種類も豊富で相手の好みに合わせて選びやすく、百均ののし袋でも中袋やのしをきれいに収めることができますよ。
【まとめ】
入学祝いの準備が進む中、百均で手に入るのし袋でも十分素敵な贈り物になります。シンプルで可愛いデザインが揃っているので、相手の好みに合わせて選びましょう。使いやすいサイズも豊富で、中袋やのしを収めるのにピッタリです。
表書きは太字のサインペンや筆ペンを使い、手書きの温かみを感じさせましょう。中袋には新札を入れ、金額や贈り主の情報を手書きで書くことで、手作り感が生まれます。
お金の入れ方も大切で、相手が封筒からお金を取り出すときに向きが正しいように気を付けましょう。新札を使用することで清潔感があり、特別感がアップします。
最後に、贈り物にはあなたの心からの祝福が込められていることが一番重要です。どんな袋でも、大切な気持ちが相手に届くことでしょう。今回の記事のポイントを押さえて、心温まる入学祝いを贈りましょう。
