タッチペンからプログラミングまで!小学校での授業でのタブレット活用術とは?

子育てメモ
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小学校のタブレット学習、実際にどのようなことが行われているのでしょうか?私の子供も小学生で、タブレット授業に関しての実際の体験を交えてお伝えします。

我が子が初めてタブレットを手にしたのは1年生の頃。最初はパスワードの入力がメインでした。子供たちは、キーボードのひらがなを見ながら、自分だけのパスワードを入力する練習をしました。その姿を見ていると、一生懸命な様子が伝わってきます。

写真や動画の撮影も一つの重要な学びでした。キーボード入力が難しい1年生にとって、最初はカメラの使い方を覚えることが先決。学校ではアサガオの成長を写真や動画で観察し、それを通して植物の成長に興味を持つことができました。同時に、「他の人を撮るときは相手に許可を取る」など、デジタルマナーも学習しました。

絵を描く時間も楽しい瞬間でした。指やタッチペンを使って、色鮮やかな絵や文字を描く子供たちの姿は、本当に可愛らしかったです。色を変えたり、消しゴムを使いながら、タブレットの基本的な使い方に慣れていくことが目的でした。

そして、かな入力の練習も欠かせませんでした。ひらがなの学習が進むにつれ、タブレット上でのかな入力も徐々に慣れていきました。

毎日の健康観察もタブレットで行いました。体温や体調の変化をタブレットに入力し、それを通じて子供たちは自分の健康管理にも興味を持ちました。

小学1年生の授業での使い方

1年生の頃は、最初の一歩としてのタブレット操作に慣れることが主でした。我が子の成長をタブレットを通して見守ることができ、その過程が親としても嬉しいものでした。タブレット授業は段階的に進むので、皆さんもお子さんの成長を楽しみにしてくださいね。

小学2年生の授業での使い方

2年生に進級すると、子供たちは基本的な操作に慣れてきています。本格的なタブレット授業が始まるのは2年生からという学校も増えています。

しかし、まだローマ字を学んでいないため、タッチペンなどを使って手書き入力が主流です。また、デジタルドリルを取り入れた学校もあり、宿題としてタブレット上でのデジタルドリルが課されることもあります。

授業では様々な学習アプリが活用され、2年生はその使い方にも慣れてきます。国語や算数などでタブレットを使って意見交換を行ったり、自分の考えを発表する機会も増え、本格的にタブレットを活用した学びが進んでいきます。

小学3年生の授業での使い方

3年生に進むと、子供たちはローマ字を学習します。ようやくキーボードでのローマ字入力が可能になります。様々なタイピング練習用のアプリを使用して、タイピングスキルを向上させていきます。

また、3年生からは社会の学習などで、インターネットを活用した検索が始まります。インターネットの情報の信頼性や使用のルールについても学習し、デジタルなスキルを着実に身につけていきます。

小学4年生の授業での使い方

4年生に進むと、子供たちはキーボードの入力にも慣れてきます。これまで紙に書いていた社会の新聞や理科のまとめなどを、タブレットを使って作成することが可能になります。

画像処理や文字の装飾なども覚え、タブレットの活用の幅がどんどん広がっていきます。紙とデジタルのメリットを理解し、柔軟に情報を扱えるようになります。4年生の段階では、タブレットを通じて学びながら、新しいスキルを磨いていく楽しさが広がっています。

小学5年生の授業での使い方

5年生に進むと、高学年ならではのプログラミング学習が導入される学校もあります。その中でも、scratchなどを使った学習が一般的です。

scratchは直感的な操作が可能で、ブロックをドラッグしてつなぎながらプログラムを作成・実行させることができます。小学生でも扱いやすいデザインとなっており、ペンや音声合成、音楽などの機能を使ってプログラムの幅を広げることができます。

このプログラミング学習は2020年度から導入された新しい学習の一環です。算数の教科書でも、1年生から簡単なプログラミング学習が取り入れられているものもあります。

小学6年生の授業での使い方

6年生に進むと、スライド機能などを使って自分の考えを発表する機会が増えることがあります。スライドを使ったプレゼンテーションは、少し前までは考えられないことでしたが、今では一般的な学習の一環となっています。

さらに、一部の学校ではzoomなどのアプリを使って他校との交流を行う学習も実施しています。オンラインで他の生徒たちと交流することで、異なる視点からの学びや新たな友達との出会いが広がります。これにより、コミュニケーションスキルや協力の重要性も学ぶことができます。

【まとめ】

子供たちの成長とともに進化していくタブレット学習。1年生の簡単なタッチ操作から、6年生のプレゼンテーションやオンライン交流まで、その変遷は驚くべきものです。初めてタブレットを手にする1年生から、手書き入力やデジタルドリルを経て、高学年ではプログラミング学習やスライド機能の利用といった高度なスキルの習得が行われています。

タブレットを使った学びは、知識の習得だけでなく、デジタルスキルやコミュニケーションスキルの向上にも寄与しています。これにより、子供たちは柔軟な発想や問題解決能力を養い、将来の社会で必要とされる力を身につけています。

親としても、子供たちが日々の学びを通じて成長していく様子を見守ることができ、タブレット学習が育成する未来のリーダーたちに期待が高まります。子育て中のママの立場からも、これからもっともっと充実したタブレット学習の瞬間が広がることでしょう。

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