鶏ガラスープの素がないときの代用品は?おすすめの調味料と注意点

家事メモ
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最近、料理に欠かせない調味料として、鶏ガラスープの素が大活躍ですよね。どんな料理にも使えて、味に深みを与えてくれるので、使わない日はないくらいです。

でも、ある日突然、鶏ガラスープの素が切れてしまった経験、ありませんか?「買い物に行く時間がないし、代わりになるものって何だろう?」って、焦ったこと、私も経験あります。

そんなとき、鶏ガラスープの素がないときの対処法をご紹介しますね。この記事では、代わりに使える素材や、その使い方、コツについて詳しく解説しています。だから、鶏ガラスープの素がなくても、安心して料理を続けられますよ。

鶏ガラスープの素とは?原料を知れば代用品がわかる

鶏ガラスープの素の代用品を見つけるためには、まず鶏ガラスープの素がどんなものかを知ることが大切ですね。鶏ガラスープの素とは、旨みを凝縮した調味料で、手軽に美味しい料理が作れる便利なアイテムです。形状はさまざまで、顆粒やペースト、液体などがあります。

主な原料は鶏肉エキス、野菜エキス、塩、こしょうなどです。他の調味料を鶏ガラスープの素の代用として使う場合は、似たものを原料とする調味料を選ぶと良いですね。鶏ガラスープの代用品を選ぶ際には、これらの原料を意識してみましょう。

手羽元でとる鶏出汁

鶏ガラスープの素の代用として、手羽元や手羽先で取った出汁が使えますよ。作り方は以下の通りです。

  1. 手羽元または手羽先、長ネギの青い部分、しょうが、酒を鍋に入れて、最初は強火で煮込みます。
  2. 次に中火にしてアクを取り、水が減ってきたら足しながら弱火で約3時間煮込みます。

鶏ガラスープの代用としてだけでなく、普段より手間暇をかけた料理をしたい人もぜひこの方法を試してみてくださいね。時間はかかりますが、原料がほぼ同じなので、鶏ガラスープの素の代用として、味はかなりおすすめです。

中華調味で代用する場合

鶏ガラスープの素の代用として、中華調味料も便利に使えますよ。以下、代表的な中華調味料を紹介します。

  1. 創味シャンタン 株式会社創味食品が販売する創味シャンタンは、鶏、豚、玉ねぎ、にんにく、塩などを配合した調味料です。中華以外の料理にも使えるのがポイントです。
  2. 味覇(ウェイパー) 味覇は株式会社廣記商行の商品です。赤い缶のイラストが印象的で長年の人気を誇る調味料ですよね。鶏、豚、野菜、塩などの原料で作られており、味が濃いため、ベースに使うよりもよりも味付けに使う方が向いています。
  3. Cook Do®香味ペースト 味の素株式会社のCook Do香味ペースト。こちらはこがしにんにく油や香味油などを配合した、鶏がベースの調味料です。やわらかいペースト状なので使いやすく、香ばしさが魅力で炒め物に向いています。

和風調味料もおすすめ

鶏ガラスープの素の代用として、和風の出汁も使えます。代表的な和風調味料を以下に紹介していきます。

    1. ほんだし 味の素株式会社のほんだしは、もうお馴染みですね。味は鰹ベースの出汁です。鶏ガラスープの素の代用としてほんだしを使うというのもおすすめです。ほんだしは和風の料理を作る時に使う調味料です。入れ過ぎると和風感が強く出てしまいますが、あっさりしているので、ちょうどいい味になるよう調節し、入れ過ぎに注意しましょう。
    2. 海鮮出汁 昆布や帆立貝柱などの海鮮ベースの出汁も代用できます。ただし、魚介類の風味が強いので、鶏ガラの代用品にする場合は出汁を薄く取り、ほかの調味料を加えて使うのが良いでしょう。
    3. しいたけの出汁 香り高くさまざまな料理に合わせやすいしいたけの出汁も、鶏ガラの代用になりますが、物足りなさを感じるかもしれません。そのため、ほかの調味料を足して使うことをおすすめします。ただし、めんつゆや白出汁などは醤油ベースで味が濃いため、鶏ガラの代用にはあまり向かないですね。

これらの調味料は、鶏ガラスープの素の代用としておすすめですが、塩分量に注意が必要です。塩分量が鶏ガラスープの素より多いため、少量ずつ加えることをおすすめします。

洋風調味料もおすすめ

鶏ガラスープの素の代用として、洋風調味料であるコンソメやブイヨンも使えます。

  1. ブイヨン ブイヨンは牛すじ肉や鶏ガラから作られた洋風出汁です。鶏ガラスープの素と同じく肉や野菜を原料とするため、代用品としても使用できます。洋風なので風味が異なりますが、いつもとは異なるコクを楽しみたい方におすすめです。
  2. コンソメ コンソメはブイヨンと野菜を煮込んだスープです。同様に肉や野菜を原料とするため、鶏ガラスープの素の代用品として使えます。やはり風味が異なりますが、新しい味を楽しみたい方におすすめです。

これらの洋風調味料を使えば、普段とは異なる料理の味わいを楽しむことができます。是非、コンソメやブイヨンを鶏ガラスープの素の代用品として試してみてください。

ダシダもおすすめ

韓国のCJグループが販売するダシダも、鶏ガラスープの素の代用として使えます。味はいくつかありますが、鶏ガラスープの素の代わりにするなら、同じ肉ベースの牛肉味を選ぶのがおすすめです。

原料には牛肉エキス、玉ねぎ、にんにくなどが配合されています。ただし、塩分量には注意が必要です。しかし、鶏ガラに似たコクを出せるので、ぜひ代用してみてください。

鶏ガラスープの素の代用に向かない調味料

鶏ガラスープの素の代用には向かない、3つの調味料とその特徴を紹介します。代用品としては避けることをおすすめします。

  1. 白だし
    • 白だしは和風だしがしっかり効いていて、味が濃いのが特徴です。和風風味が強く、鶏ガラスープの素の代用には向きません。
    • 鰹節や昆布から取られたしっかりとしただしが特徴で、和食によく合います。味付けには薄口醤油や砂糖、みりんなどが使われており、鶏ガラスープの素の代わりに使うことはおすすめできません。
  2. めんつゆ
    • めんつゆは和風だしが強く、味がはっきりしているのが特徴です。鶏ガラスープの素の代用には不向きです。
    • 昆布やいりこ、かつおやサバの削り節から取られた濃い和風だしが使われており、醤油や砂糖などでしっかりと味付けされています。味が濃くなるめんつゆは、あっさりした鶏ガラスープの素の代用には向きません。
  3. うどんスープ
    • うどんスープの素は和風だしが効いた優しい味が特徴です。鶏ガラスープの素の代用品としてはおすすめできません。
    • 昆布や鰹節から取られたダシのコクがしっかり効いており、薄口醤油や砂糖で味付けされています。和風風味が強いうどんスープの素は、鶏ガラスープの素の代用には適していません。

代用品を使う際の注意点

鶏ガラスープの素の代用として紹介したこれらのいわゆる「だし」には、塩分量に違いがあります。

  • 塩分が多いもの:中華だし、中華万能調味料、コンソメ
  • 塩分が少ないもの:和風だし、海鮮だし、しいたけだし、昆布だし

塩分が多い代用品を使う場合は、少しずつ加えながら味を調整しましょう。一方、塩分が少ない代用品や塩分がないものは、料理に合わせた塩やしょうゆなどの調味料で味付けする必要があります。料理の味を引き立てるために、適切な塩分量を確保することが大切です。

まとめ:鶏ガラスープの素の代用と注意点

鶏ガラスープの素がないときでも、代用品を使って美味しい料理を作ることができます。

しかし、代用品を選ぶ際には注意が必要です。たとえば、白だしやめんつゆ、うどんスープなどは鶏ガラスープの素の代用に向いていません。これらの代用品は和風の味が強く、鶏ガラスープの素とは異なる味わいを持っています。

また、代用品の中には塩分が多いものもあります。塩分が多い代用品を使う場合は注意が必要で、少しずつ加えながら味を調整しましょう。一方、塩分が少ない代用品や塩分がないものは、料理に合わせて塩やしょうゆなどの調味料で味付けすることが重要です。

適切な塩分量を確保しながら、代用品を上手に活用して、美味しい料理を楽しみましょう。

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