小学校の修学旅行でのお小遣いは?平均金額とおすすめ額を徹底解説!

子育てメモ
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小学校生活の中で、一生に一度の友達との楽しい思い出作りとなる修学旅行。

お買い物も楽しみですよね!

学校によっては、お小遣いの上限が設定されていることがありますが、実際のところ、みんなはどれくらいの金額を持たせているのでしょうか?

今回は、小学校教員としての経験を踏まえて、以下の疑問について解説します。 ・小学校の修学旅行でお小遣いはどの程度が適切? ・全国的な平均は? ・多めに持たせて行っても大丈夫?

自信を持って旅立てるよう、しっかりとしたアドバイスをお届けします♪

修学旅行のお小遣いはいくらが適切?

修学旅行では基本的に買い物の時間が設けられています。お店での買い物以外では基本的にお財布を使う場面はないと思いますが、学校によっては、出店の食べ物を買うのがOKな場合もあるため、細々したお金を使う場面もあるかもしれません。施設の見学に行く時の入場料などは学校でまとめて払うことがほとんどですので心配いらないかと思います。

ただ、うちの子の小学校では、各日に設けられた自由時間は、グループごとに行き先が異なります。それぞれのグループで話し合い、見学する場所を決めるため、入園料や拝観料などが子どもによって異なります。

修学旅行に持っていくお小遣いは、「純粋なお小遣い+入園料や拝観料」で構成されるため、子供達が決めたスケジュールによってはかなり増えることもあります。

純粋なお小遣いの部分については、子供たちのお小遣いは学校基準のことが多いですが、3000〜5000円が相場と言っていいでしょう。

小学生が少し自由に食べ物や飲み物を買い、家族やおじいちゃんおばあちゃんにもお土産を買うのにはちょうど良い無難な金額かなと思います。

物価が上がっている今、もしかしたら上がっていくかもしれませんね!

学校側のお小遣いの管理方法

学校によって管理の仕方はまちまちですが、以下のような方法があります。

  1. 子供のリュックなどに入れ、最初から最後まで自己責任で管理させる。
  2. 買い物以外の時は先生が管理し、買い物の時間にあらかじめ準備をしたお小遣いを配る。

1の場合は良くも悪くも自己責任なので、自分がしっかりしないといけません。ですがその意識を育てることも修学旅行のメリットと言えます。

2の場合は「なくなった」「取られた」などのトラブルがかなり起こりにくくなるため、親としては安心できます。また、2の場合は事前集金(当日先生が持っていく)のことが多いので持ってき忘れが防げることもメリットだと言えます。

お小遣いの使い方を教えておきましょう

最近ではお小遣い制度を導入していないご家庭も多いかと思います。そのため、自由に使えるお金を持つことに慣れていない子や、現金払いに慣れていない(細かいお金の出し方や計算に慣れていない)子もいます。

あまり一緒に買い物でお金を使う経験をしていない場合、練習も兼ねてぜひ挑戦してみてください!

以下のような流れで買い物の練習ができると、きっと修学旅行のお土産もしっかりと考えて買ってこられると思いますよ♡

  1. 自分で商品を選ぶ
  2. 本当に必要か考える
  3. 今後の買い物の予定を考え、使う額を決める
  4. 購入する
  5. 2店目では、前回の買い物で出た小銭を使い買い物をする

このような練習を通じて、お小遣いの使い方や買い物のコツを身につけることができますね。

修学旅行のお小遣い、全国的な平均は?

全国的に平均金額はいくらか?気になるところですね。様々な意見をインターネット上で調べてみたところ、やはり3000〜5000円の間の意見が多く見られました。中には昼食を自分で購入しなければならないので1万円だったり、お小遣いの上限が決められていないこともあります。

上限が決められていない場合は、先生に「例年どのくらいの金額を持っていく子が多いですか?」と質問してみるのが良いと思います。必ず修学旅行説明会が開催されると思いますので、たくさん疑問に思うことは質問してくださいね♪(そのための説明会なので、全く遠慮しなくて大丈夫です!)

お小遣いは多めに持って行っても大丈夫?

結論から言うと、決められた額より多く持っていくのはやめておいた方が無難です!例えば「4000円まで」と決まっている場合、4000円持っていくことは問題ありません◎ただし、上限をオーバーしたり、上限が無い場合に大金を持って行くことはオススメできません。

多めに持っていくデメリットは以下の通りです。

  • 先生に指摘され注意される
  • 友達に見つかり文句を言われる
  • 無くした時のダメージが大きい
  • 無くした場合学校総出の大きな問題になる場合もある
  • 小学生で自由に使えるお金を多く持たせすぎると、無駄遣いする可能性が高い

たとえば、あるお母さんは息子に修学旅行のお小遣いとして10000円を持たせました。しかし、息子は友達との買い物で使いすぎてしまい、無くしてしまったことがあります。その結果、先生からも厳しい注意を受けることになりました。

周りの友達が約束を守って持参している中、ルールを破ってしまうと友達同士の空気も悪くなってしまうかもしれません。正直、予備として1000円程度まででしたらバレないかな?と思いますが、それ以上買うと買い物した商品でほぼ多めに持ってきていることはバレます。

お子さんには、決められた金額の中で取捨選択をし、お金の計算をしながら本当に必要なものを選ぶことの大切さを教えてあげましょう。これは日常生活で必要なスキルを身につける場でもありますよ。

まとめ

修学旅行でのお小遣いは、平均的には3000〜5000円程度が適切です。

お小遣いの使い方の練習をすることで、お土産選びがより楽しく有意義なものになります。しかし、多めに持っていくのは避けるべきです。

修学旅行は子供たちにとって一生の思い出となる大切なイベントです。楽しい思い出をたくさん作るためにも、節度を持ってお小遣いを使うことが大切です。しっかりと計画を立て、楽しい思い出に満ちた旅行にしましょう!

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