5歳になったけどまだひらがなが書けない…。しかも全然…
私の娘は12月生まれで、しかも左利きです。
他の子供たちがどんどん書けるようになる中、娘のペースに合わせようとしていますが、誕生日が遅いため焦りを感じることもあります。
このブロ記事では、いろいろなワークや手紙を書くことなどを試してもなかなかうまくいかなかった経験から学んだ、たった1ヶ月でひらがなが書けるようになった5歳4ヶ月の娘の実体験を共有します。
5歳で字が書けないと気になる事…
5歳で字が書けないという場合、ママたちにはさまざまな心配や悩みが生じる可能性があります。以下はその一例です
1. 発達の遅れの心配: 他の同年齢の子供がすでに字を書けるのを見て、自分の子供が遅れているのではないかという不安が生まれることがあります。これにより、子供の発達に関する不安や疑問が生じるかもしれません。
2. 学習環境の問題: 家庭や学校での学習環境に何か問題があるのではないかと心配することがあります。
3. 視覚・運動の問題: 字を書くことに関連する視覚や運動の問題があるのではないかと心配することがあります。この場合は視覚検査や運動能力の評価が必要かもしれません。
4. 学習への興味喪失: 子供が字を書くことに対して興味を持っていない場合、学習に対する興味を喪失している可能性があります。これが続くと、学習意欲の低下や学習への抵抗が生じないか?と心配になります。
5. 社会的・感情的な影響:*学習において遅れを感じることが、子供の自尊心や自己評価に影響を与える可能性があります。他の子供たちとの比較が原因で、子供が自分に対して否定的な感情を抱くことも親としては心配ですね。
これらの心配事は、子供の発達や学習に関する専門家と相談することで解決できるかもしれません。
5歳(年長)でひらがなが書けない!
年長に進級した5歳4ヶ月の娘は、ひらがなを書くことができませんでした。
私も忙しく仕事に追われていたので「字を書くこと」にほとんど時間を割けなかったことが考えられて、もっと娘に時間を割くべきだったと後悔しました…
年長のクラスでは、園の生活の中で字を書くことが始まり、娘は字が書けないことで目立ってしまうようになりました。クラスでは手紙のやり取りが流行り、娘は手紙をもらうばかりで自分はお返事が書けないという状況になりました。
ちなみに娘の性格の特徴はこんな感じです↓
・屋内よりも屋外遊びが好き
・好奇心旺盛 だけど飽きっぽい
・好きなことには夢中になれる
・短期間で集中するタイプ
・落ち着きがない
字が書けるようになるためのステップ
そんな娘が短期間で字が書けるようになるまでには以下のようなステップがありました。
1. ひらがなを読めるようにする
2. 書くことに興味を持つこと
3. 書くことを「楽しいこと」と思うこと
4. 繰り返し同じことをする
子供が字を書くにはこれらのステップを順番にクリアしていくことが必要です。
娘は絵本が好きだったので「読み」に関してはスムーズでした。毎日の絵本の読み聞かせによって、読むことはスムーズになったものの、書くことへの興味がまったく湧いていませんでした。
子供がひらがなを書けるようになる気がない
娘は外遊びが大好きで、家にいると外に出て自転車に乗りたがります。
しかし、私がいくら「書くこと」に付き合おうとしても、彼女には興味がありません。ウズウズ、ソワソワ、そして脱走。落ち着きのない状態が続きました。
子供がそもそも「書く」ことへの必要性を感じるまで、書くことは難しいものです。やる気のない子供に対して、無理にワークをさせても意味がありません。
母子ともに疲れ果てるだけで、焦る気持ちを抑え、娘が自ら「ワークやりたい」と言い始めるまで放置してみました。
「書く」ことへの必要性を感じるまで待つ
ただし、放置し過ぎるといつまでたっても書くことへの興味を持たないかもしれません。子供のやる気を引き出すことは難しいですが、それが必要です。私は「根気強く向き合う」ことができませんでした。
では、どうやって子供が自ら「ひらがなを書きたい」というやる気を引き出せば良いのでしょうか?
ここからは私が実践して効果があった方法をご紹介します。
5歳(年長)でひらがなを書くようになったキッカケ
何を試しても上手くいかなかった娘。しかし、字が書けるようになるきっかけがありました。
キッカケ1)児童館での名前記入
児童館ではおもちゃを借りるために名前を書く必要がありました。最初はひらがなが書けない娘が、私に何度も書いて!とお願いしてきました。しかし、好奇心旺盛な彼女は新しいおもちゃに次から次へと目移りしてしまいました。
おもちゃを借りるたびに、母に名前の記入をお願いしなければならないので、だんだんとめんどくさくなってきたようで、めちゃくちゃな字だけど自分で書くようになったんです。そのとき、娘は「児童館へ行くなら自分の字がかけるようにならなきゃダメ」という風に誘導して、字を書く練習を始めるようになりました。
キッカケ2)好きなキャラクターからの手紙
娘が好きな「すみっこぐらし」のキャラクターのフリをして、手紙を書いてポストに入れておきました。親子で手紙交換や、サンタさんに手紙を書こう!という手は試してきたのですが、うまくいかず・・・
しかし、娘がリアルタイムでハマっている「すみっこぐらし」のフリをして手紙を書いたら見事に成功。彼女は「お返事書いてみる!」と書く気になってくれました。
キッカケ3)通信教材の資料請求をする
ワークを試しましたが、無料で資料請求できる通信教材が飽きずに楽しく取り組めました。資料請求をする際のポイントは、実年齢よりも下の学年の教材を選ぶことです。
年長だけれど、年中の教材を選びました。少しでも「難しい」と感じると、やる気がなくなってしまいますからね。シールや付録が付いているものもあり、短期的ですが「字を書くこと」への興味を引きつけることができたと感じています。
書くことが楽しいことだと思ってもらえたらチャンス!
字が書けるようになるまでのステップの中で特に大事なことは
1. 書くことに興味を持つこと
2. 書くことは「楽しいこと」と思うこと
です。
きっかけづくりができたら、あとはひたすら同じことを繰り返すだけです。
5歳(年長)娘が1ヶ月でひらがなが書けるようになるまでのステップ
ひらがなが書けるようになるまでのステップは
1. ひらがなを読めるようにする
– 家族で絵本の読み聞かせをしていました。特に娘が気に入っていたのは「あいうえお」の歌を取り入れて、楽しくひらがなを覚えさせました。
2. 書くことに興味を持つこと
– 児童館での名前記入が娘にとっての書くきっかけでした。おもちゃを借りるためには自分で名前を書かなければならないというルールを知り、興味津々になりました。
3. 書くことは「楽しいこと」と思うこと
– 「すみっこぐらし」のキャラクターからの手紙が、書くことを楽しいと感じるきっかけとなりました。キャラクターのフリをして手紙を書くと、娘は嬉しそうにお返事を書くようになりました。
4. 繰り返し同じことをする
– 同じ文字だけを繰り返し書くことが大切です。例えば、今日は「あ」だけ、明日は「い」だけと決め、少しずつ進めました。これが、娘が飽きずに自発的に書くようになるきっかけになりました。
同じことの繰り返しは、本屋さんで買ったワークをコピーしておけばそれを利用してもできます。一気にたくさんの字を覚えようとするよりも、少しずつ丁寧に進めた方が効果的で、娘も飽きずに楽しみながら学べました。
こうして、ひらがなが書けなかった5歳4ヶ月の娘が、たった1ヶ月で自分の字を書けるようになり、その成長に感動しました。興味と楽しさが大きな鍵となり、子供のやる気は本当にすごいものだなと痛感しました。
5歳でひらがなが書けないのは普通?
一般的にひらがなが書けるようになる年齢は5歳前後といわれているので、5歳なら成長速度の差異で書けない子も多数いるでしょう。
文部科学省のデータによると、5歳で自分の名前をひらがなで書ける子は、男子77.4%、女子94.1%となってます。
これはあくまでも1番初期に書ける自分の名前のデータになりますが、それでも5歳では書けない子もいるのです。発達障害を疑う人もいますが、ひらがなが書けないだけでその心配はありません。
他の症状も相まって心配な人は診断してみたり、専用の教材を使うのもありです。発達障害の相談サービスがある教材もあるので探してみてください。
もし、子供のひらがなの書けなさが他の症状と相まって心配な場合は、医師や発達心理士に相談してみましょう。子供の発達に関する専門的なアドバイスや検査を受けることができます。
他にも専用の教材を利用することも一つの手段です。発達障害の可能性がある場合、専門的な教材が子供の発達をサポートすることがあります。様々な選択肢があるので、子供の性格やニーズに合ったものを見つけて試してみましょう。
【相談サービスの利用】
発達障害の相談サービスも利用できます。専門家が親や子供の状況を理解し、適切なサポートを提供してくれるでしょう。安心して相談できる場所を見つけることが大切です。
まとめ
子供が5歳でひらがなが書けないと、ママたちはさまざまな心配が生まれるでしょう。発達の遅れに関する不安も現れます。他の子供が既に書けているのを見て、子供の発達が遅れているのではないかという不安が広がります。学習環境に問題があるのではないかと心配することも一般的で、子供が十分な学習サポートを受けられているかどうかを確認したり、適切な資源が提供されているかを検討する必要があります。
また、視覚や運動の問題が関与している可能性も考えられ、医師や専門家の診断が必要かもしれません。
一方で、子供が字を書くことに対して興味を持っていない場合、学習意欲の低下や学習への抵抗が生じ、これが持続すると社会的な影響を及ぼす可能性があります。子供が自己評価や自尊心に悪影響を受けることもあります。
状況に応じて、子供の発達や学習に関する専門家と協力し、適切なサポートやアプローチを見つけることが重要です。親が子供に寄り添い、子供自身が学ぶことを楽しむきっかけを提供することで、5歳の子供が書くことに対する興味を引き出すことができ、成長を促進することが期待されます。
娘も5歳でひらがなが書けない子で心配しましたが、興味を持ち始めればすぐに文字は上達したのには正直嬉しかったというよりも驚きました!今回の記事がお役に立てると幸いです。最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。