離乳食が苦手な子供、どうしたらいいのか…。そんな悩みを抱える子育てママさんは多いのではないでしょうか?
私は現在3人の子供たちを育てており、離乳食にまつわる悩みも経験してきました。特に生後8ヶ月から9ヶ月頃は、離乳食が苦手な時期とされています。
正直言って、離乳食がスムーズに進む子供と、苦労する子供、両方を経験しました。食欲旺盛でしっかり食べる子供は、育てやすい一方で、離乳食が苦手な子供の場合は、ママのストレスが増えることもありました。
離乳食を食べない子供を抱えるママさんは、本当に大変だと感じることでしょう。自分で一生懸命に作った離乳食が食べられないと、心が痛みますよね。
私自身、離乳食に悩んでいる最中、ある決断をしました。それは、離乳食を途中で辞めること。この記事では、私の経験から導き出した以下の2点に焦点を当ててお話しします。
1. 離乳食を食べない原因
2. 離乳食を食べないときの対処法
これから詳しくお伝えしていきますので、離乳食の悩みを抱えるママさんは、最後までお付き合いくださいね。
子供による離乳食の進み具合
離乳食の進み具合は、子供の性格や体質によって大きく異なります。うちの3人の子供たちも、離乳食の取り組み方が一様ではありませんでした。
1. 長女:離乳食をほとんど食べない
2. 次女:よく食べる
3. 三女:最初はよく食べていたが、途中で食べなくなった
同じ母親が同じように育てていても、離乳食の進み方は子供一人ひとり異なります。これは子供たちの成長過程でよくあることなんです。
ただし、悩みは尽きません。最初から離乳食を食べない子供や、元気に食べていた子が急に食べなくなると、心配になることもあります。体調や味付けなど、様々な要因が影響する中で、ママたちは悩みぬくこともあるでしょう。
私の経験を元に、離乳食を食べない子供とよく食べる子供の特徴を比較してみました。
離乳食を食べない子供の特徴
- 食よりも遊びが好き
- 落ち着きがない
- ハイチェアから机に登ることがある
- 手づかみのものをすぐに落とす
このタイプには、長女と三女が当てはまります。
離乳食をよく食べる子供の特徴
- 遊びよりも食が好き
- 座って大人しく食べることができる
- ご飯を待てない
- ずっと何かを食べている
このタイプには、次女が当てはまります。
続いては、離乳食を食べないときに考えられる原因と対処法についてお話しします。
離乳食が苦手な原因
離乳食が苦手な子供、その原因は実は3つに絞られます。
1. 歯の生え始め
歯が生え始めると、口の中に物が入ると違和感を感じ、吐き出すことが増えます。赤ちゃんが急に離乳食を嫌がりだす原因として、歯の生え始めは案外多いのです。私の娘も生後8ヶ月から9ヶ月頃にこの時期を迎え、離乳食を食べなくなりました。
2. 気分
成長の過程や時期的なもので、赤ちゃんが単純に離乳食に気分が乗らないこともあります。特にハイハイや歩き始めの頃は、他の新しいことに興味を抱くため、食事に興味を持たなくなることがあります。
3. お粥の硬さ
赤ちゃんによっては、食べ物の食感に好みがあることも。お粥やドロドロの食べ物が苦手な子供もいます。少し硬めのお粥を用意してみれば、食べるようになることもあります。
私も最初は「なんで食べないの?」と戸惑いましたが、これらの原因が考えられることを知り、少しずつ対処法を見つけていくことが大切です。
続いて、離乳食を食べない時の対処法についてお伝えします。
離乳食を食べない時の対処法
離乳食が全く食べられない場合、それは子供の性格によるものが大きいです。この時期は見守りが必要です。
最初は食べていたのに急に食べなくなった場合、ママが試せることは3つあります。
1. 食材を変える
2. 味付けを変える
3. 調理法を変える
これらを試してもなお離乳食が受け入れられない場合は、思い切って一旦離乳食をお休みすることも一つの選択肢です。
私も同じ経験があり、離乳食のストレスから一時的に休むことにしました(生後8ヶ月〜9ヶ月頃)。小児科で相談したところ、「離乳食を頑張らなくてもいい」との言葉に安心感を覚えました。
「離乳食をやめても大丈夫?」という不安はよく理解できます。しかし、小児科の先生によれば、アレルギーのリスクなどを考慮し、無理に食べさせなくても問題はないそうです。
離乳食をやめても大丈夫?
1歳までの間、離乳食を食べないこと自体は問題ではなく、個々のペースを尊重することが大切です。
1歳までの離乳食を無理に進めなくてもいい理由は、子供たちの成長と発達のペースが異なるためです。以下、分かりやすいポイントで説明します。
1. 個々の成長ペースの違い: すべての子供が同じスピードで成長するわけではありません。歩くタイミングや言葉を話すタイミングと同様に、食べ物に対する興味や受け入れる能力も子供によって異なります。
2. 自己調整能力の発達:1歳未満の赤ちゃんは、自分のお腹が空いたら泣いて知らせます。しかし、1歳に近づくにつれて、徐々に自分で食欲をコントロールする能力が発達してきます。無理に進められることがストレスとなり、食べることに対する嫌悪感を生むこともあります。
3. アレルギーや偏食のリスク: 離乳食を無理に進めると、アレルギーのリスクが高まることがあります。また、強制的に食べさせることが原因で偏食が生じることも。ゆっくりと進め、子供のペースに合わせることで、健康な食習慣の基盤を築くことができます。
4. ストレスの回避: 無理に進められることが子供にとってストレスになり、親子の関係にも悪影響を及ぼすことがあります。リラックスした雰囲気で離乳食を進め、楽しい食事の時間を共有することが大切です。
したがって、1歳までの離乳食は焦らず、子供のペースを尊重しながら進めることが理想的です。
現代社会では、働くママが多く、そのためには仕事復帰に備えて完全ミルクで育てることを選ぶ方も増えています。同様の理由で、1歳までに母乳をやめる方もいらっしゃいます(私もその一人です)。
このような場合、保育所入所を控えていると、いろいろな食材を子供に試しておく必要があります。しかし、保育所がすぐ始まるわけではないので、「色々な食材を試さなければ!」と焦る必要はありません。
母乳で育ってきた赤ちゃんは、味の濃いものに抵抗が強く出ることが一般的です。母乳育児をしている方は、焦ることなく、赤ちゃんの様子をじっくり見ながら進めていくことが大切です。それによって、赤ちゃんも食べ物の味や食べ方に慣れやすくなります。
【まとめ】
働きながら育児を頑張るママへ。現代社会では、多くのママたちが仕事と育児の両立に奮闘しています。
仕事復帰や母乳育児の制約で、1歳までに母乳を辞めることも少なくありません。
保育園の入園に備えてさまざまな食材を試すことは大切ですが、焦る必要はありません。母乳育児からの移行では、味の濃いものに赤ちゃんが抵抗することが一般的。ゆっくりと、子供のペースに合わせて進めていくことが重要です。
仕事と育児のバランスは挑戦的であり、特に働くママたちは日々のスケジュールに悩みながら頑張っています。しかし、焦らず、子供との時間を大切にし、無理せず進めることが成功の鍵です。
保育園入園までの期間は、子供との絆を深めるチャンスでもあります。仕事でのストレスや育児のプレッシャーに負けず、自分のペースで進んでいけば、素敵なママとしてのバランスを見つけることができるでしょう。
どんな時もポジティブな気持ちで、自分を大切にして、育児と仕事の両立を楽しんでください!