絶対に続けたくなる!子供が夢中になる読み聞かせのコツ

子育てメモ
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私は子供が4歳になるまで、ほとんど読み聞かせを行ってきませんでした。なぜなら、子供が絵本に全く興味を示さなかったからです。

騒がしい態度、絵本を破ってしまう悪癖、聞いてくれない無関心さ、途中でどこかへ行ってしまう行動。これらの理由から、絵本の読み聞かせには挫折感しかありませんでした。我が子は、絵本の読み聞かせに限らず、人の話を聞くことが苦手でした。

絵本に興味を引かせるには、どうすれば良いのかを知りたくて、私は絵本の読み聞かせ講座を受講しました。原因を追求し、向き合った結果、たった1ヶ月で絵本の読み聞かせがスムーズにできるようになりました。小学生になった今、我が子は自分で絵本を読んでくれるようになりました。

そして現在、1日に3冊もの絵本の読み聞かせを継続中です!子供が絵本に興味を持つコツや、私が実際に取り組んでいる方法について、詳しくご紹介します。

子供が絵本に興味を持たない理由

子供に絵本の楽しさを伝える方法、それでは具体的にどのように子供に伝えればいいのかを考えてみましょう。

まずは、何が楽しくて、どこが面白いのかを具体的に伝えることが大切です。これを自分に置き換えて考えてみてください。

例えば、家族や仲の良い友達が楽しそうにゲームをしたり、映画の話をしている様子を見たら、どう感じるでしょうか?一方的に押し付けられるよりも、何が楽しいのか、どこが面白いのかを具体的に伝えられると、興味が湧きやすくなりますよね。

子供も同じです。

我々は遺伝子の影響を受けるのと同様に、家族や友達、日常生活でよく関わる人たちから影響を受けています。友達の真似をしたり、一緒に始めたりすることで、考え方や価値観も自然と似通ってきます。これは、恋人や友達の影響で趣味が広がるという話とも似ています。

そして、絵本の読み聞かせも同じです!

ママが絵本を好きになることが重要です。子供の目の前で楽しそうに絵本を読む姿を見せることで、子供も絵本に興味を持つようになるのです。

親の気持ちは子供にも伝わります。楽しくないものを強制されても、当然興味が湧くはずがありません。ですが、ママが絵本を好きで、楽しさを全身で表現すると、子供も自然と絵本を好きになるでしょう。

他にも子供に絵本の楽しさを伝えるための具体的で分かりやすい方法をご紹介します。

1. 楽しいキャラクターや鮮やかな絵柄を強調する
絵本には楽しいキャラクターやカラフルな絵柄がたくさんあります。子供に絵本を選ぶときに、楽しいキャラクターや鮮やかな絵柄の絵本を選んであげましょう。これによって、物語がより魅力的に感じられます。

2. 絵本を読む楽しさを共有する
子供に絵本の楽しさを伝えるには、自ら絵本を読んで楽しむ姿勢が大切です。子供の前で楽しそうに絵本を読むと、自然と子供もその楽しさを感じるでしょう。声のトーンや表情を工夫して、物語の面白さを伝えましょう。

3. 絵本選びを子供と一緒にする
子供が自分で絵本を選ぶことで、興味を持ちやすくなります。書店や図書館に行って、子供と一緒に絵本を選ぶ時間を作りましょう。子供が関心を持っているテーマやキャラクターに基づいた絵本を見つけると、絵本への興味が高まります。

4. 絵本を読む時間を楽しいひとときにする
絵本の読み聞かせを楽しいひとときにすることが大切です。特に就寝前の読み聞かせ時間を楽しく過ごすようにしましょう。リラックスした雰囲気で、子供が絵本の世界に没頭しやすい環境を作り出します。

5. 絵本に関連するアクティビティを取り入れる
絵本に関連するアクティビティを取り入れることで、物語の内容がより身近に感じられます。例えば、絵本に登場するキャラクターに扮装してみたり、絵本に登場した場所を実際に訪れてみたりすることで、子供は絵本の楽しさをより深く理解できます。

これらの方法を試して、子供と一緒に楽しく絵本の世界を探求してみてください。

読み聞かせを継続するための4つのポイント

続いて、読み聞かせを継続するための4つのポイントを詳しく説明します。

① 対象年齢は無視してOK!
絵本には対象年齢が書かれていますが、絵本に興味のない子や絵本に慣れていない子には、まずは短くて分かりやすい絵本を選ぶことが重要です。対象年齢よりも少し易しい絵本から始め、子供が興味を持ちやすい内容を選ぶと良いでしょう。

② 子供の手が届く場所に絵本を置く
絵本は子供の手の届く場所に置くことが大切です。子供が絵本に触れやすい環境を作ることで、絵本に対する興味が高まります。コンパクトなラックを使用するか、低い本棚に絵本を収納しましょう。

③ 絵本を読む時間を決める
絵本を読む習慣をつけるためには、決まった時間に絵本を読むことが大切です。例えば、朝起きた時やお風呂上がりなど、1日のスケジュールに読み聞かせの時間を組み込みましょう。寝る前の読み聞かせも有益ですが、目的によっては最後まで聞かせることが必要です。

④ 絵本の読み聞かせの素晴らしさを深く理解する
最後に、親としても絵本の読み聞かせの素晴らしさを深く理解することが非常に重要です。絵本の読み聞かせに挫折する人の多くは、その素晴らしさを理解していないことが原因です。

親子のコミュニケーションや教育の一環として、絵本がどれほど素晴らしいものであるかを心の底から理解し、その良さを信じることが続けるポイントです。具体的なメリットや子供が育むべき姿について明確な目標を持つことも重要です。絵本の読み聞かせをすることで得られるメリットを知ることで頑張れますよ!

絵本の読み聞かせで得られるメリット

絵本の読み聞かせをすることで得られるメリットは大きく、どんな子供に育ってほしいのかを理解し、明確な目標を持つことで、親は継続しやすくなります。絵本の読み聞かせの主なメリットは、以下の3つです。

① 喜怒哀楽の感情が豊かになる
絵本を通して登場人物になりきることで、子供はさまざまな感情を経験します。喜びや楽しさ、満足感、時には悲しみや悔しさ、怒りなどを感じることができます。これにより、日常生活ではなかなか経験できない感情や言葉の表現を豊かに育むことができます。感受性が豊かな子供は他人の気持ちがわかりやすく、優しい性格に育つ可能性が高まります。

② 頭が良くなる
絵本は子供にとって知識の宝庫であり、科学絵本やトレーニング絵本からは多くの知識を得ることができます。幼少期の読み聞かせ体験が、小中学校以降の学力向上につながるという研究もあります。特に、昔話からは先人の知恵を学び、将来に役立つ基礎知識を築くことが期待されます。

③ 親子のコミュニケーションになる
絵本の読み聞かせは膝の上で行うことがおすすめされています。親子で同じことをすることは、コミュニケーションに繋がり、信頼関係の構築に寄与します。親子の共同作業として絵本を読むことで、会話が生まれやすくなり、子供は親との絆を深めていきます。

子供が読み聞かせを効かない時は?

絵本の読み聞かせ中に子供が脱走したり、絵本を破ってしまったり、すぐにページをめくってしまうときの対処法をご説明します。

① 脱走してしまう
子供が絵本の読み聞かせ中に脱走した場合は、そのまま気にせずに読み続けることが重要です。中断せずに最後まで読み切ることで、子供は徐々に脱走する期間が短くなり、最終的には膝の上で最後まで集中できるようになります。

② 絵本を破ってしまう
絵本を破ってしまう子供には、月齢によって注意することが必要です。都度注意しながら、絵本を届かない場所に置いたり、破れにくい厚紙の絵本を用意することが役立ちます。破れやすい(しかけのある)絵本は避けるようにしましょう。

③ すぐにページをめくってしまう
すぐにページをめくりたがる子供には、はっきりと伝えましょう。「今はママが絵本を読んでいるから、ページをめくる時になったらお願いね。」と理解を促します。読み終わったら「めくってもいいよ」と伝え、コミュニケーションをとりながら読み聞かせを進めましょう。

これらのアプローチを1ヶ月続けることで、対象年齢に合った絵本を最後まで読むことができるようになりました。

ママが絵本を好きになることがポイント!

子供に絵本の楽しさを伝える一番の近道は、ママ自身が絵本を愛し、楽しんでいることです。ママが絵本を好きになることで、子供はその楽しさや魅力を共有しやすくなります。以下に、ママが絵本を好きになるポイントを詳しく説明します。

1. 自分が子供のころに読んだ絵本
子供のころに愛読していた絵本や懐かしい作品を振り返り、それらを子供に紹介することで、絵本に対する愛着が湧きます。共通の絵本の楽しみを分かち合うことで、親子の絆が深まります。

2. 絵が好きな絵本
自分の好みや興味を反映した絵本を選ぶことで、ママは絵本を読むことをより楽しむことができます。美しいイラストや魅力的な絵柄が、読み手にとっての絵本の魅力を一層引き立てます。

3. 面白そうな絵本
新しい絵本を探し、気になる作品を見つけることで、ママの絵本への興味が高まります。読み手自身が楽しみながら新しい絵本の世界に触れることで、子供にもその楽しさが伝わりやすくなります。

以上のポイントを意識して絵本を選び、読むことで、ママ自身が絵本の魅力を深く理解し、楽しむことができます。そして、その楽しさが子供にも伝わり、絵本を通じた親子のコミュニケーションがより豊かなものになります。

【まとめ】

育児中のママが絵本の読み聞かせを継続するためには、いくつかのポイントがあります。まず、子供に絵本の楽しさを伝えるためには、ママ自身が絵本を好きになることが重要です。子供の目線ではなく、自分が楽しいと感じる絵本を選ぶことで、絵本の魅力をより深く理解し、子供にも伝えやすくなります。

絵本の読み聞かせ中に起こりやすい問題に対しても対処法があります。子供が脱走したり、絵本を破ってしまったり、ページをすぐにめくる場合は、それぞれの状況に応じて注意やコミュニケーションを大切にしましょう。この対処法を1ヶ月続けることで、対象年齢に合った絵本を最後まで読むことが可能になります。

絵本の読み聞かせには大きなメリットがあります。子供の感情表現が豊かになり、頭が良くなり、親子のコミュニケーションが深まります。これらのメリットを理解し、明確な目標をもって絵本の読み聞かせを続けることが、成功の鍵です。

最後に、ママが絵本を好きになることが絶大なポイントとされました。自分が子供のころに読んだ絵本や、絵が好きな作品を選び、新しい絵本を楽しむことで、子供にもその楽しさが伝わりやすくなります。ママが絵本を心から楽しむことが、親子の良い読み聞かせ体験を築く基盤となります。

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