子供のための手作り防災頭巾!小学校にカバーつきや100均座布団で簡単DIY

子育てメモ
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子供たちの安全を第一に考え、小学校で頻繁に使用される防災頭巾を手作りする方法をお伝えします。この手作りプロジェクトは、簡単で手軽な作り方で構成されており、多忙なママたちでも気軽に挑戦できるものです。

小学校で用いられる通常のカバーつき防災頭巾だけでなく、バスタオルや座布団を巧みに活用した手軽な簡易版など、さまざまなオプションが用意されています。

小学校で採用されている防災頭巾を、ご家庭で手作りしている方は少ないのではないでしょうか?確かに、小学校で利用されるようなアイテムを手作りすることは、ハードルが高いと感じることもあるでしょう。そこで、日常の生活で気軽に使える座布団や、非常袋としても活躍するバスタオルを使った手作り防災頭巾、そして学校でも使えるカバーつきの防災頭巾の作り方を、分かりやすくご紹介いたします。安全で手軽な手作り体験を通じて、家族全員が防災に対する意識を高めましょう。

座布団で手作り防災ずきん

100均で手に入る材料だけで手軽に作れるのが座布団を使った防災頭巾です。通常は座布団としても使用できるので、災害への備えとして手作りしておくと便利です。また、子供でも簡単に作ることができるので、親子で防災について考える良い機会になります。

材料:

  • 100均の座布団 2枚
  • 粘着タイプのマジックテープ 2セット

作り方:

  1. 座布団の裏にマジックテープを貼ります。
  2. 2枚の座布団をくっつけるだけで完成です。
  3. オプションで景光シールや紐などをつけてアレンジもできます。

とっても簡単にできますし、普段はソファや椅子のクッション、座布団としても使えるので収納にも困りません。子供と一緒に作って防災について学ぶ楽しい時間にしましょう。

タオルで手作り防災ずきん

非常時に必要な下着や軍手、ゴミ袋、マスクなどの防災グッズをしまえる、タオルで作る防災ずきんの作り方をご紹介します。これは防災バッグとしても役立つ優れもので、子供用にもぴったりな小さめのバスタオルを使用します。

材料:
– バスタオル 1枚(子供用の場合は小さめのバスタオル)
– フェイスタオル 2枚
– 刺繍糸
– 縫い針
– 風呂敷
– 安全ピン 3つ

作り方:
1. バスタオルを広げ、その上に2枚重ねたフェイスタオルを置きます。
2. フェイスタオルの中心には大きめでクッション性のあるアイテム(例:オムツ)を置きます。
3. オムツの周りを手縫いして袋状にします。
4. 作った袋部分に他の防災グッズも入れていきます。
5. フェイスタオルとバスタオルの長い辺を合わせて半分に折ります。
6. 短い辺を合わせて半分に折ります。
7. 口の開いている部分を安全ピンでとめます。
8. 3つ目の安全ピンで風呂敷を取り付けます。風呂敷をつけることで、ずきんを被ったときに肩を覆うことができます。また、収納の際にも便利です。

防災グッズとタオルで作られたこの防災ずきんは、避難時に無駄なく使用できる優れたアイデアが詰まっています。子供と一緒に作りながら、防災について学ぶ楽しいひと時にしてみてください。

防災頭巾カバーの作り方

東日本大震災以降、全国の学校で進む防災対策。最近では、入園入学時にも必要な「防災頭巾」が配布されることも多いのですね。その防災頭巾に欠かせない「防災頭巾カバー」について、サイズやタイプの指定がある中、手作りが求められることも珍しくありません。防災頭巾カバーの種類と手作りの方法に迫ります。

防災頭巾カバーの役割

防災頭巾カバーの役割は、防災頭巾の傷みやホコリ、汚れから守ること。

防災頭巾カバーには、椅子の背もたれにかぶせるタイプと、封筒状にくるんで座布団のように敷くタイプがあります。小学校の指示に従って、タイプを誤らないように心がけましょう。不安な場合は、両タイプに対応したカバーがおすすめです。背もたれタイプと座布団タイプ、どちらも6年間使いたい場合は、シンプルなデザインが重要です。

椅子背もたれタイプの防災頭巾カバー手作りガイド

防災頭巾にカバーを取り付け、各自の椅子に装着することで、非常時にサッとかぶることができます。これからは、その手作り方法をステップバイステップでご紹介します。

【材料の準備】
– 表生地(本体): 縦72×横48cm
– 表生地(ふた): 縦20×横48cm
– 表生地(ポケット): 縦29×横48cm
– 裏生地: 縦90×48cm
– カバンテープ(幅2.5cm): 28cm
– マジックテープ(幅2.5cm): 6cm×3組(※縫い付けタイプ)
– ゴム(幅2cmまたは2.5cm): 50cm
– チャコペン
– クリップ
– アイロン
– アイロン定規
– ミシン
– ハサミ
– 糸
– 目打ち
– 定規

【作り方】
1. 裁断する
2. ポケットを作る
3. マジックテープを縫い付ける
4. 本体とポケットを縫い合わせる
5. 持ち手を縫い付ける
6. 本体とふたを縫い合わせる
7. マジックテープとゴムを縫い付ける
8. 表地と裏地を中表で縫い合わせる
9. 表に返して押さえのミシンをかける
10. 表地と裏地をそれぞれ中表になるようにたたむ
11. ふたの形を丸く整えて切る
12. 返し口を残して周りを縫う
13. 表に返す
14. 返し口を手縫いで綴じる
15. ふたの周りに押さえのミシンをかける

手順を追って、椅子背もたれにかけて使える防災頭巾カバーを手作りしましょう。非常時の安全を守る一翼を担うこの防災グッズの製作、ぜひ挑戦してみてください。

座布団タイプの手作り防災頭巾カバー

この防災頭巾カバーは、座面に敷いてお尻の下に使う座布団タイプで、サイズは小学生向け。背もたれにゴムをかけ、前から防災頭巾を取り出せます(縦約32cm・横約36cm、高さ約3cm)。

防災頭巾カバー(座布団)の作成は、難しそうに見えますが、意外にも簡単に作ることができますよ!

今回は、一般的に売られているキルティング(幅108cm・110cm)を40cm購入。丸々使うので、キルティングのカットも必要ありません。

【材料の準備】
– キルティング生地: 縦108cm×幅40cm
– ゴム: 縦2.5cm×幅40cm
– 面ファスナー: 幅5cm×2セット
– アップリケやレースなど、好みの飾り(今回使用したものは布40cm×21cm・レース40cm)

【作り方】
1. キルティングの上下が分かれないように、ジグザグミシンをかける
2. キルティングを37cm折る。縫い代1cm弱(水色線)で縫う。飾りを付けた場合は、飾りを付けたところが裏になるように折る。
3. 表面が見えている左側の布を2の縫い目で折り返す。まち針で留め、下から1.5cm(赤線)のところを縫う
4. マチを作ると同時にゴムを付ける。ゴムの両端を三角に切る
5. 裏返して表面を出し、面ファスナーを付ける
6. もう一度裏返し、面ファスナーが付いた部分を4.5cm折って、まち針で留め、ぐるりと縫ったら(水色線)完成

手順に従って、座布団タイプの手作り防災頭巾カバーを作ってみましょう。子供たちが安心して使える防災アイテムに仕上げてくださいね。

まとめ: 子供の安全を手作りで守ろう

手軽で簡単、そして子供たちの安全を第一に考えた防災頭巾の手作り方法を紹介しました。この手作りプロジェクトは、多忙なママたちでも気軽に取り組むことができ、小学校でよく使用される標準的なカバーつき頭巾から、バスタオルや座布団を利用した手軽な簡易版まで、様々なオプションが揃っています。

家庭で小学校で使われるような防災頭巾を手作りしている方はまだ少ないかもしれませんが、その手軽さと効果は見逃せません。普段の生活で使えるアイテムを活かした手作りの防災頭巾は、非常時にもっと役立ちます。これを通じて、家族全員が防災への意識を高め、安心・安全な未来に向けて備えましょう。手作りの温かさと安心感が、大切な家族の笑顔を守る一助となることでしょう。

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