両面テープやガムテープ、ノリなどでベタベタになったハサミの刃、扱いにくくなってしまいますよね。
テープや糊が付いた状態では、切れ味も悪くなり、使うたびにイライラすることも。そんな時に役立つ、ハサミのベタベタを簡単に取り除く方法をご紹介します。手元にある身近なアイテムで試せる方法もたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。
ハサミのベタベタを取り除く方法
1. ハンドクリームを塗る
ハンドクリームに含まれるエタノールが、ハサミのベタつきを効果的に取り除きます。まず、ハサミにたっぷりとクリームを塗り込み、しばらく馴染ませてからコットンで拭き取ってください。もしベタつきが頑固で落ちにくい場合は、柔らかい歯ブラシで軽く擦ると、さらに効果的に汚れを落とせます。
2. 日焼け止めクリームを使う
日焼け止めクリームもベタつき取りに役立ちます。クリームをハサミの刃の両面に均等に塗り、そのままハサミを数回開閉します。クリームがなじんだら、ティッシュで拭き取ってください。
3. 消しゴムでこする
ベタつきが少量の場合は、消しゴムを使ってみましょう。粘着剤と消しゴムが混ざることで、ポロポロと汚れが取れます。最後にアルコールタイプのウェットティッシュで拭き取ると、さらに清潔に仕上げることができます。
注意点として、ハサミの刃は非常に鋭利で危険です。力を入れて擦る際には、手が滑らないように気をつけ、ケガをしないよう慎重に作業を行ってください。
4. サラダオイルを塗る
サラダオイルをティッシュに取り、ハサミの刃に馴染ませてください。分解できないハサミのジョイント部分にはオイルが残ることがあるため、注意して使用しましょう。オイルの後は、エタノールで拭き取ると効果的です。また、中性洗剤で洗い流すのも良いですが、水分は錆の原因になるため、完全に乾燥させることが大切です。サラダオイルが残ると新たな汚れや動作の不具合の原因になることがあるので、しっかり拭き取りましょう。
5. アルコールのウェットティッシュ・除菌スプレーで拭く
アルコール入りのウェットティッシュや除菌スプレーも、ベタつきを強力に取り除くのに役立ちます。アルコールには粘着剤を分解する働きがあり、量が多いほど効果が高いです。特に、スコッチのようなはさみ用の強力クリーナーを使うと、刃に手を触れずに安全に汚れを落とせます。
6. 除光液で落とす
マニキュアを落とす際に使う除光液も有効です。アセトンという有機溶剤が粘着剤を溶かし、ハサミのベタつきを取り除きます。コットンにたっぷりの除光液を含ませ、優しく拭き取ってください。除光液が不足すると、粘着が残りやすくなるので注意が必要です。ティッシュを使用する際は、除光液をあまり吸い込まずに効果的に拭き取るために、コットンを使用することをお勧めします。
はさみのケアと注意点
ハサミの刃にベタベタと粘着が付くと、切れ味が悪くなり、使いづらくなってしまいますよね。そこで、ハサミを長く快適に使うためには、適切なケアとメンテナンスが大切です。ここからは、ハサミのベタつきを予防し、持ちを良くするためのお手入れ方法と注意点を紹介します。
日々の小さな心がけで、ハサミの切れ味を維持し、スムーズな使い心地をキープしましょう。
1. 使用後のケア
ハサミの刃がベタベタするのを防ぐためには、使用後に軽く拭き取る習慣をつけると良いでしょう。特に、テープや糊を使用する作業の後は、すぐに乾いたティッシュや布で拭き取ることで、粘着剤が乾燥して固まるのを防ぎます。
2. 定期的なメンテナンス
ハサミの切れ味を保つためには、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。刃が鈍くなってきたと感じたら、専用のシャープナーで研いだり、ハサミの調整をしてくれる専門店で調整してもらうと切れ味が改善されます。
3. 適切な保管
ハサミを使用しないときは、刃を保護するためにカバーをかけたり、専用の収納ケースに入れると良いです。これにより、刃が傷むのを防ぎ、長期間にわたって良好な状態を保つことができます。
これらの対策を実践することで、ハサミのベタつきを効果的に防ぎ、常に快適に使い続けることができます。
まとめ
ハサミのベタベタは手軽な方法で簡単に取り除くことができます。ハンドクリームや日焼け止めクリーム、サラダオイル、アルコール、除光液など、家庭にあるもので対応できるので、ぜひ試してみてください。特に、使用後のケアや定期的なメンテナンスも忘れずに行いましょう。ハサミを清潔に保つことで、切れ味を保ち、作業効率を高めることができます。また、適切な保管方法とプロの手入れも取り入れると、さらに長持ちします。これらの対策を実践し、快適なハサミライフを送りましょう。