カレールーが足りない!あなたも一度は経験があるはず。
子供たちが待ちわびるカレーライスの香りがキッチンに広がり、準備を整えていざルーを投入!と意気込んでいたら、あれれ?ルーの在庫が底をついているではありませんか!焦りますよね。
でも、大丈夫。驚くほどに手軽に、しかも美味しくカレーを仕上げる方法があるんです。この記事では、カレールーの代用として使える調味料や、味が薄い時やとろみが足りない時の対処法を紹介します。失敗知らずのカレー作りを楽しみましょう!
カレールーが足りない時に代用できるもの
カレーライス、子供から大人までみんなが大好きな料理ですよね。家庭ではお昼ご飯や夕ご飯によく作られることでしょう。大量に作っておけば、翌日も美味しく食べられるので、本当に便利です。
でも、カレーを作ろうとしていざ手元を見ると、ルーが足りない!こんな経験、ありますよね?私もその一人です。買い忘れたり、前回の残りのルーを思っていたら実は使ってしまっていたり、本当によくあることだと思います。
ルーが足りないと、カレーの味が薄くなったり、とろみが足りなくなったりして、まるで薄味のカレースープのようなものになってしまいます。
そんなとき、心強いのが家にある調味料です。実は、これらの調味料を使ってカレールーの代用ができるんですよ。具体的には以下のものが使えます:
- 塩
- 砂糖(はちみつも可)
- 甘口カレーが好きな方や、子供も一緒に食べるときにおすすめです。
- 醤油
- コンソメや鶏ガラスープの素、和風だし
- ケチャップ
- ウスターソース、オイスターソース
- お好み焼き、たこ焼き、とんかつソース
- ニンニクやショウガのすりおろし(チューブもOK)
- 焼き肉のたれ
ただし、砂糖やはちみつは、焼き肉のたれの甘口を入れる場合は不要かもしれません。また、1歳未満の子供にははちみつを使わないでくださいね。
焼き肉のたれは、醤油、砂糖、果実類(りんご、レモン)、食塩、果糖ぶどう糖液糖、黒蜜、 発酵調味料、白ごま、ごま油、蜂蜜、もろみ、香辛料、にんにくなどの食材が使われていて、カレールーとよく似ています。なので、代用にはぴったりの調味料です。
これらの調味料を味を見ながらすべて入れてもいいし、あるものだけを集めて調整しながら入れてもOKです。
中でもおすすめなのがケチャップとソース、焼き肉のたれです。数種類の果物や野菜が凝縮されて入っているため、カレーに必要なコクを出してくれます。是非試してみてくださいね。
カレールーが足りなくて味が薄いカレー
カレールーが足りなくて、シャビシャビの薄いカレーになってしまった…。こんな時、食欲もそそられませんよね。
そんな時、カレーの味を濃くしたいときにおすすめの調味料を紹介します。
焼き肉のたれは、本当に万能なんです!味が薄いかな?というときは、焼き肉のたれを足してみてください。ただし、入れすぎるとしょっぱくなったり辛くなりすぎてしまうので、少しずつ味見しながら入れましょう。
次に、カレーの隠し味に使うこともあるインスタントコーヒーです。インスタントコーヒーは、カレーにコクを出してくれます。ただし、これも入れすぎると苦みのあるカレーになってしまうかもしれません。小さじ1ぐらいから様子を見ながら足していきましょう。
そして、意外とカレーとの相性が良いのが味噌です。味噌を入れると、カレーに深みが出て和風な味わいになります。白味噌でも赤味噌でも、どんな味噌でもOKです。
最後に、コンソメです。コンソメは万能な調味料で、カレーの味を濃くしたいときにも使えます。
これらの調味料を一緒に入れてももちろんOKです。お好みの組み合わせで、カレーの味をアップさせてみてくださいね。
カレーのとろみが足りない時
カレーのとろみが足りないと、食感が物足りなく感じますよね?でも心配いりません!そんなときの対処法を紹介します。
まずは、しっかり時間をかけて煮込むことです。長時間ぐつぐつ煮込むと、そのうちとろみがついてきます。ただし、この方法は時間があるときに限りますね。
次に、小麦粉を入れる方法です。小麦粉は、カレールーにもとろみづけとして含まれているので、間違いありません。ただし、一気に大量に入れないようにしてくださいね。うまく溶け切らなかったり、とろみがつきすぎてカレーがかたまりすぎてしまうかもしれません。
片栗粉でとろみをつける方法もあります。いろんな料理のとろみづけで使う片栗粉は、カレーにも使えます。水と片栗粉2:1の割合で作った水溶き片栗粉を少しずつよく混ぜながら入れてください。
また、野菜のみじん切りをたくさん入れる方法もあります。玉ねぎやにんじん、ピーマンなどのみじん切りをたくさん用意してカレーに入れると、シャビシャビした感じがなくなります。野菜の感じもあまりないので、野菜をたくさん摂りたい人や野菜嫌いな子供にもおすすめです。フードプロセッサーを使うとたくさんの野菜でもすぐにみじん切りができて便利ですよ。
これらの方法で、カレーのとろみを調節してみてくださいね。
コクが足りない時のおすすめ調味料
ここからはカレールーが足りているけど、何かコクがない…物足りない時にも一気にコクのあるカレーに変身させる裏技をご紹介いたします。
コクが足りない時には、油分を加えることでコクをプラスすることができます。
適量の油をひいたり、隠し味として少量のバターを加えてみるのもいいでしょう。
また、具材をじっくり加熱、煮ることも大切です。トマトの酸味を飛ばしたり、玉ねぎをあめ色になるまで炒めたり、具材の旨味が出るまで煮込むなど、試してみてください。
さらに、もっとスパイスカレーにコクが欲しいと思ったら、隠し味を入れてみましょう。
- 生クリームや牛乳などの乳製品
- ピーナッツバター
- コーラ
- 粉チーズ、ピザ用チーズ
コーラは煮ると焦げやすくなるので、弱火でじっくり煮てください。そうすることでコーラの香ばしい甘みと一緒にコクがプラスされます。
カレールーが足りない時は代用品で対処できる
カレールーがないと、カレーの出来がイマイチってこと、ありますよね。でも安心してください!何とかなります!
とろみが足りない時には小麦粉や片栗粉、じゃがいもを使っちゃえばOK。味が足りない時には塩・砂糖や焼き肉のたれなど、コクが足りない時には乳製品やスパイスを投入!
せっかくカレーを作ろうとしても、カレールーが不足気味…なんてトラブルもありますが、この記事のヒントを参考にすれば、とろみや味を調節して最高のカレーに変身できるかもしれません。
美味しいカレーが作れることを願っています。さあ、料理の魔法をかけてみよう!